髪の悩み“白髪” 篇　たんぽぽ＊調査隊（Vol.49）

たんぽぽメンバーの“暮らし”のすみずみまで知りたい！！
「たんぽぽ＊調査隊」は、メンバーの皆さんの協力を得て調べたさまざまなことをWEBで発表していきます☆

年齢を重ねると誰でも出てくる悩みのひとつ“白髪”ですが、年齢を問わず白髪に悩んでいる方も多い様子。
そもそも、髪を黒くしているのは、メラニンという色素です。
メラニンは、髪を作る毛母細胞の周辺に存在するメラノサイトという細胞によって作り出され、髪の中に入っていきます。このメラニン色素の量や質によって、髪の色が決まります。
白髪は、メラノサイトの生成機能が低下し、メラニンを作り出せなくなると起こると考えられています。
日本人の平均的な白髪の発生年齢は、男性30代前半、女性30代後半で、頭髪の半分が白くなるのは55歳頃で女性のほうがやや早いといわれています。
ただ、メラノサイトの機能低下は加齢が大きな要因ですが、個人差は大きく、遺伝的な素因や精神的ストレスも関係していることが考えられます。まずは、食事のバランスや睡眠などの生活習慣やリズムを整えてみましょう。

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たんぽぽメンバーの皆さんに“白髪はありますか？”と質問をしたところ、11％の方が“白髪はない“、89％の方が“白髪があります。”と回答いただきました。
白髪があると回答された方の半数以上（53％）の方が“白髪がとても気になる”という結果。見た目の印象に影響が大きい白髪を皆さん気にされているようです。また、気になると回答いただいた方の中で早い方は30歳頃や35歳頃から、また、40歳頃から気になり始めるという方がもっとも多いという特徴もみられました。

何気なくみた鏡に映った髪の毛に白いものが…という方も多いのではないでしょうか？8割強の方が自分で白髪に気づいたということでした。白髪は側頭部から生え始めることが多いらしいので、白髪はやはり目につきやすいのですね。

メンバーの皆さんはどのようなきっかけで白髪に気づいたのでしょうか？！

■自分で発見！！

鏡を見ながらドライヤーで髪の毛を乾かしていたら目立つ白髪を１本見つけて気になり外の場所も見ていたら何本もありました。[ 20代　女性 ]
最初は同じ前髪にちょっとだけだったので、分け目を変えたり目立たないようにしていましたが、ある時、いつもと違う髪型にしたとき、分けたところどころで、白髪が見つかって、ショックでした。[ 30代　女性 ]
初めて白髪を自分で鏡を見ていて発見したときはショックでした。そのときは白髪という白髪をくまなくチェックして抜いた覚えがあります。[ 40代　男性 ]
表面ではなく、かきあげた時に中に固まって生えていたのを見つけた時は、大ショックでした。白髪は、老化の代表的なイメージがあったので、本当にショックでした。[ 50代　女性 ]

■他人に…（T＿T）

美容院でカットしている時に美容師さんに教えてもらった。[ 20代　女性 ]
同級生のパパに白髪が増えてきたので、私も子どもに見てもらったら、同じくらいあるよ…と言われショックでした。[ 30代　女性 ]
職場で１５歳年下の男性に、白髪がありますけど抜きましょうか？と言われたのがはじめてで、その後も時々同様なことを言われて抜いてもらっています。なんだか複雑な気持ち[ 40代　女性 ]
50歳を過ぎるまで白髪がない事が自慢でしたが、床屋さんに言われて初めて気が付きショックを受けた[ 50代　男性 ]

誰もがいつかは通る道なのですが、やはり初めて白髪を発見したときは｢はぁ、ついに…｣というような何ともいえない気持ちになってしまいますよね。

白髪はありますか？また、どの程度ですか？

白髪は気になりますか？

最初に白髪に気がついたきっかけはなんですか？

いちど見かけると気になる白髪、白髪対策としたメンバーの皆さんはどのようなことを行なっているのでしょうか？
“自分で白髪染めをする”という方が多く35％、次いで“抜く”27％“サロンで白髪染めをする”が22％でした。“特になにもしない”という方も20％いらっしゃいました。

また、その他の意見では

頻繁に染めるのが面倒なので金髪にする。[ 40代　女性 ]
対策ではないが今は坊主にしている。[ 50代　男性 ]

など、思い切って大きくイメージを変える方の意見も。髪型だけでなく服装なども併せてイメージを変えると気分も盛り上がりそうですね♪

ご家庭で染められるヘアカラーには、黒髪用と白髪用があり、黒髪用では白髪がうまく染まりません。白髪用を選び、パッチテスト（かぶれなどを調べる皮膚テスト）を毎回行なってから使うようにしましょう。

中医学では、「腎（※1）の華は髪にある」としています。
「腎は精を蔵し、生長・発育・生殖をつかさどる」といわれ、人の一生は腎気の盛衰で表されます。
「腎」の気が強ければ髪は健康ですが、弱ければ髪はツヤを失ったり、白くなったりします。
「腎」の気が加齢によって衰え、その衰えが髪に現れたものが白髪と考えて良いでしょう。

髪に良いとされる食材のひとつに、「黒ゴマ」があります。「黒ゴマ」には五臓の働きを潤滑にする働きがあり、血液を補い、若白髪や目のかすみによいといわれています。ゴマはそのままだと消化しづらいので、すりつぶしたり、切り刻んだりして食べるのがお勧めです。
「腎」の気は食べ物などから補充されるものなので、バランスの良い食事を摂ることは大切ですよ。
かつて、中国の詩人・李白は、「白髪三千丈愁いによりてかくのごとく長し」と表現していますが、ストレスも白髪の原因になると考えられています。ストレスを上手に解消する自分なりの方法を見つけましょう。

※1「腎」は、腎臓という意味ではなく、内臓の機能のうちの内分泌系、泌尿・生殖器系、免疫系、中枢神経系の一部の機能のことを指します。また、腎にある精気を「腎気」といいます。腎気には、生まれたときから持っている「先天の精」と、あとから食事などにより得られる「後天の精」があります。先天の精は減る一方ですが、後天の精は食事などにより増やすことができます。

アンケート概要
<期間> 2014/11/17～2014/12/31　　<回答数> 4,274名当社調べ

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