SDGsの「海の豊かさを守ろう」
について学ぼう
「つかめる実験!ふしぎ玉」を用いた
プラスチック代替素材と海洋環境に関する学習
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対象年齢
小学校高学年
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対象人数
約35名
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実施時間
約45分
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授業形態
オンライン授業
実施可能
SDGs 目標 14.「海の豊かさを守ろう」について、知育菓子®作りを通して
興味・関心をもって学習し、海洋汚染についての理解を図り、その問題に対して、
何か自分にできることはないかという視点や考え方をもつことができるようにする。
SDGs の目標14には「海の豊かさを守ろう」が掲げられており、水産資源の保護が地球規模で求められています。島国で、漁業が盛んな日本にとって、この目標は身近な課題です。その一方で、より豊かで便利な生活を送るためにプラスチックごみ等で海洋を汚染し、海の生態系を破壊している現実があります。海外ではプラスチックに替わる新しい素材を開発し、プラスチックごみを減らして海洋資源を守ろうとする試みが実施されています。
本授業では、プラスチックごみを減らすために開発された新しい素材を「知育菓子®」の「つかめる実験!ふしぎ玉」を用いて伝え、海洋資源や地球環境の保護について楽しみながら考える学習をします。これからの持続可能な社会を生きる一人として、子どもたち自身が「自分に何ができるのか」を考える機会となるでしょう。
授業の流れ
SDGsとは何か
プラスチックごみについて学ぶ
スライドや動画でSDGsの「海の豊かさを守ろう」について学習します。
プラスチックごみが海洋環境に及ぼす影響や被害を学びます。プラスチックごみ削減のため作られた、海藻由来の素材の「食べられる容器」についてと、その使用例を紹介します。
「つかめる実験!ふしぎ玉」を作る
「つかめる実験!ふしぎ玉」は海藻由来の素材が使われていることを伝え、地球を守るテクノロジーをお菓子作りで体感します。
グループに分かれて、各自「つかめる実験!ふしぎ玉」を作ります。作っている様子を見せ合ったり、感想を伝え合いながら楽しく作ります。
展開①:学びの効果POINT
- 会話のきっかけ
- 自然な教え合いの創出
- 円滑な会話遊び
- 喜びの共有
海の豊かさを守るため、
自分に何ができるか?意見交換と発表。
プラスチックごみ削減のための取り組みを学び、「海の豊かさを守ろう」という目標達成のため、自分にできることは何か、グループに分かれて15分間の意見交換。グループリーダーは意見をまとめ、全員の前で意見を発表します。
展開②:学びの効果POINT
- 体験からの気づき
- 多様な意見の理解
授業で学んだことを振り返る
海洋汚染問題の現状と原因を理解できたか、海の豊かさを守るために何ができるかを考えることができたかを振り返ります。
授業のテーマである「環境問題」に対して、子どもたちに「自分に何ができるだろうか?」という視点をもって授業に参加してもらうことが大切です。私はそれを意識した授業展開を心がけました。
小学校高学年
SDGsの「海の豊かさを守ろう」
について学ぼう
「つかめる実験!ふしぎ玉」を用いた
プラスチック代替素材の学習
「つかめる実験!ふしぎ玉」を用いた
プラスチック代替素材の学習
つかめる実験!ふしぎ玉(1セット7個入り)
1セット¥1,361~(税込)
- <特典>
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- ・授業スライド(PDF版)
- ・指導シート(PDF版)
- ・指導書(Word版)
髙橋 一也(たかはし かずや)先生
神田外語大学 客員教授
慶應義塾大学・同大学院を卒業後、米ジョージア大学教育大学院にてインストラクショナルデザインを学び、帰国のち英語教諭に。
30代半ばにして工学院中・高の教頭を務めており、今年度からラーニングマネージャーを務める。教育理論の知見に基づき、PBL(project based learning、問題解決学習)やアクティブ・ラーニングなど新たな授業スタイルを実践し続けている。
「わかる」とか「理解する」というのは、「なんでだろう」という気持ちから生まれます。例えば「海の豊かさ」という大きなテーマであっても、知育菓子®の「つかめる実験!ふしぎ玉」を使うことで、学びとお菓子がどのように関係しているんだろう、というちょっとしたワクワク感が生まれますね。友達と「なんでだろう」と話し合ってみてください。