「水のすがたの変化」の
知識を深めよう
「ねるねるねるね」を用いた
固体・液体・気体の学習
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対象年齢
小学4年生以上
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対象人数
約35名
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実施時間
約45分
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授業形態
オンライン授業
実施可能
小学4年生の理科で学習する「水のすがたの変化」では、
氷・水・水蒸気から、固体・液体・気体の違いについて学習する。
この授業では「ねるねるねるね」を使用して、
固体・液体・気体が混ざり合った状態について学習し、物質の状態変化について理解を深める。
小学4年生の理科で学習する「水のすがたの変化」では、氷・水・水蒸気から、固体・液体・気体の違いについて学習します。それらの状態について理解することは大切ですが、身近にある物質がすべて純粋な固体・液体・気体に分類されるわけではなく、それぞれの状態の物質が混ざり合ったものも存在します。
授業では、グループで「ねるねるねるね」作りに積極的に取り組み、味わったり観察したりします。そこで、「ねるねるねるね」は「固体」「液体」「気体」「別のもの」で分類した場合、どの状態なのか考えます。それをグループで伝え合い、発問に対する自分の考えをもち、考えたことを発表することで、物質の状態についての理解を深めていきます。
授業の流れ
水の状態の変化から
固体・液体・気体について学ぶ
水の状態変化について確認し、氷(固体)・水(液体)・水蒸気(気体)について学習します。
水を冷やしたり温めたりすると、氷になったり水蒸気になったり、状態が変化することを確認。氷の状態を固体、水の状態を液体、水蒸気の状態を気体と呼ぶことを指導します。
絵の具を通してゾルについて学習
絵の具は「固体?液体?気体?混ざり合ったもの?」という発問をします。回答を聞いた後、絵の具は、液体である水の中に、固体である顔料という色のもととなるものが入っている状態であることを説明。絵の具の中には目に見えない小さなつぶつぶがあり、それを「粒子」と呼ぶことを伝えます。
展開①:学びの効果POINT
- 自発的に考えを述べる
- 自然な教え合いの創出
- 多様な意見の理解
授業で学んだことを振り返る
物質の三態(固体・液体・気体)について理解できたか、また、固体、液体、気体が混ざり合った状態の物質があることを理解できたかを振り返ります。身近な物質の状態は何だろう、という視点をもってほしいことを伝えます。
「ねるねるねるね」は、水(液体)に、二酸化炭素(気体)や多糖類(固体)が混ざったものです。その状態を子どもが固体・気体・液体ではない第4の状態であると誤解しないよう、気をつけて指導しました。
小学4年生以上
「水のすがたの変化」の
知識を深めよう
「ねるねるねるね」を用いた
固体・液体・気体の学習
「ねるねるねるね」を用いた
固体・液体・気体の学習
ねるねるねるね ブドウ味(1セット10個入り)
ねるねるねるね ソーダ味(1セット10個入り)
1セット¥1,404~(税込)
- <特典>
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- ・授業スライド(PDF版)
- ・指導シート(PDF版)
- ・指導書(Word版)
髙橋 一也(たかはし かずや)先生
神田外語大学 客員教授
慶應義塾大学・同大学院を卒業後、米ジョージア大学教育大学院にてインストラクショナルデザインを学び、帰国のち英語教諭に。
30代半ばにして工学院中・高の教頭を務めており、今年度からラーニングマネージャーを務める。教育理論の知見に基づき、PBL(project based learning、問題解決学習)やアクティブ・ラーニングなど新たな授業スタイルを実践し続けている。
水が固体、液体、気体という3つの姿に変身する単元は、かなり抽象的で子どもたちにとってつまづきの原因になったりします。しかし、お菓子を使うと水が変化していく様子を楽しみながら観察し、最後には食べることもできますよね。知育菓子®は難しい事柄にも「とりあえずやってみる」という気持ちを自然に育てるきっかけになりますよ。