オリジナルストーリーを書いて動かそう
「ねりキャンワールド」を用いた
お話作りとストップモーション制作
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対象年齢
年長〜小学生
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対象人数
1〜30名
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実施時間
約45分×2時限
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授業形態
対面授業
5Wに沿って、物語の構成を整理し、読み手の感情を意識して物語を考えます。
わかりやすい文の書き方ワークシートに沿って記述し、構成力や文章力を養います。
さらに、伝えたいシーンを、自分のイメージで絵や「ねりキャンワールド」を使って表現。
それをアニメーションにすることで、物語を読む・見る人を意識した表現力を磨きます。
いつ・どこでなどの、5Wや起承転結を意識して、専用のワークシートを活用しながら、物語を作成します。そして、物語の一番大事なシーンを知育菓子®「ねりキャンワールド」を使って再現し、さらにコマドリアニメーションを制作します。じっくりねりキャンワールドで造形を作りたい生徒のために、展開②・③に45分×2時限を続けて確保し、全体で3時限の授業として実施することも可能です。また、言語を英語にして、中学生や高校生の授業にも活用できます。
授業の流れ
お話を考えて、大事なシーンを描こう
「だれが」「いつ」などの5Wに沿ってお話を考え「ストーリーシート」に記述します。さらに、「構成・要約・説明」ワークシートを使い、物語の流れを起承転結に分け流れを考えましょう。その後、物語の大事なシーンを絵本の表紙のようにイメージして「表現・創造」ワークシートに絵を描きます。
導入・展開①:学びの効果POINT
- 読者の感情を意識して物語を考える
- 物語の構成を起承転結で整理して考える
- 各場面を要約して端的に記述する
- 自分のイメージを絵で表現する
ねりキャンワールドでシーンを
立体的に再現しよう
ねんどのように造形物を作れる知育菓子®「ねりキャンワールド」を使って、 1時限目でワークシートに描いた絵を立体的に再現。付属のトレー型を使って作ってもOK!
展開②:学びの効果POINT
- 絵をもとに立体物を想像し表現する
- 指先を使った微細な動作
- 用途や効率に応じてカッターなど
道具を使い分ける
コマドリアニメーションを撮影しよう
「ねりキャンワールド」を使って作成した造形物と、コマドリアプリ「KOMA KOMA × 日文」を使って、コマドリアニメを撮影する。
少しずつ造形物を動かして撮影し、ストップモーションのアニメーションを作ろう。
展開③:学びの効果POINT
- 物語のシーンをアニメーションで
表現する - イメージしたことを具現化する
- 試行錯誤をしながら作る経験
- 多数の絵が必要というアニメの
仕組みを知る
授業で学んだことを振り返る
読者の視点で物語を考えられたか、絵を立体的に表現できたかなど、2時限の授業で学習したことを振り返り、他の生徒が制作した物語やアニメーションを鑑賞しよう。
段階的な文章作成のアプローチによって、作文が苦手な生徒も、物語を記述することができます。また、知育菓子®で立体的に表現したりアニメーションを制作することで、作品をわかりやすく伝えられるようになることを目指します。
年長〜小学生
オリジナルストーリーを書いて動かそう
「ねりキャンワールド」を用いた
お話作りとストップモーション制作
「ねりキャンワールド」を用いた
お話作りとストップモーション制作
ねりキャンワールド(1セット7個入り)
1セット¥2,117~(税込)
- <特典>
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- ・授業スライド(PDF版)
- ・指導シート(PDF版)
- ・指導書(Word版)
関口あさか 先生
埼玉県立本庄特別支援学校
埼玉県立本庄特別支援学校 教諭。マイクロソフト認定教育イノベーター、日本で初めてマイクロソフトからMicrosoft Innovative Educator Fellowに選ばれた6名の先生の1人。Canva認定教育アンバサダー(日本初)。
イラストレーターとして様々な教材や書籍にイラストを提供。障害のある子どものアート活動にも尽力し、最近では大手出版社の教育雑誌やWebメディアなどでアート教材の連載を行っている。先進的な実践が国内外で評価され、メディア・書籍など多数実践が掲載されている。
年長〜小学生まで幅広い年齢の生徒が参加できる授業です。ワークシートや「ねりキャンワールド」を使って一人ひとり全く違うオリジナルストーリーを考え、造形やアニメーション動画を作ることができました。普段説明をすることが苦手な生徒も、自分で考えた物語や、アニメーションについてわかりやすく伝えることができました。この授業を通して、普段見ているアニメはこんなにも多くの過程があり、何枚も絵を描く必要があることに気づけた生徒もいました。