アンキロサウルス 口(くち) 体(からだ) 足(あし) しっぽ 生(い)きていた時(じ)代(だい):白(はく)亜(あ)紀(き)後(こう)期(き) 種(しゅ)類(るい):鳥(ちょう)盤(ばん)類(るい)/装(そう)盾(じゅん)類(るい)/鎧(よろい)竜(りゅう)類(るい) くわしくみる 体(からだ)の大(おお)きさ:全(ぜん)長(ちょう)7m、高(たか)さ2m/体重(たいじゅう)7t 食(た)べていたもの:植物食(しょくぶつしょく) 小林先生のかいせつ 小(こ)林(ばやし) 快(よし)次(つぐ) 先(せん)生(せい) アンキロサウルスという名(な)前(まえ)は、「連(れん)結(けつ)したトカゲ」という意(い)味(み)だよ。鎧(よろい)のような硬(かた)い皮(ひ)膚(ふ)に覆(おお)われていて、まるで戦(せん)車(しゃ)みたいだから、こんな名(な)前(まえ)がついたんだね。この鎧(よろい)のような硬(かた)い皮(ひ)膚(ふ)(皮(ひ)骨(こつ))があることで、ティラノサウルスなどの肉(にく)食(しょく)恐(きょう)竜(りゅう)から身(み)を守(まも)っていたんだ。とても重(おも)そうに感(かん)じるけど、骨(ほね)の内(うち)側(がわ)は空(くう)洞(どう)になっていたから、見(み)た目(め)より軽(かる)かったようだよ。しっぽの先(さき)は固(かた)いコブになっていてハンマーのようになっているよ。しっぽは棒(ぼう)状(じょう)になっているけど、しっぽの根(ね)本(もと)が曲(ま)がることで、これを振(ふ)り回(まわ)して外(がい)敵(てき)と戦(たたか)っていたと考(かんが)えられていたんだ。しっぽを左(さ)右(ゆう)に揺(ゆ)ることで、肉(にく)食(しょく)恐(きょう)竜(りゅう)の足(あし)を攻(こう)撃(げき)できたんだろうね。 アンキロサウルス科(か)のしっぽ ちなみにこの写(しゃ)真(しん)はアンキロサウルスの仲(なか)間(ま)のエウオプロケファルスだよ。実(じつ)はアンキロサウルスの化(か)石(せき)はまだあまり見(み)つかっていないので、化(か)石(せき)がたくさん見(み)つかっているエウオプロケファルスについて、よく研(けん)究(きゅう)されているよ。アンキロサウルスの特(とく)徴(ちょう)はこのエウオプロケファルスから分(わ)かったことも多(おお)いんだ。
小林先生の
かいせつ
小林 快次 先生
アンキロサウルスという名前は、「連結したトカゲ」という意味だよ。鎧のような硬い皮膚に覆われていて、まるで戦車みたいだから、こんな名前がついたんだね。
この鎧のような硬い皮膚(皮骨)があることで、ティラノサウルスなどの肉食恐竜から身を守っていたんだ。とても重そうに感じるけど、骨の内側は空洞になっていたから、見た目より軽かったようだよ。
しっぽの先は固いコブになっていてハンマーのようになっているよ。しっぽは棒状になっているけど、しっぽの根本が曲がることで、これを振り回して外敵と戦っていたと考えられていたんだ。しっぽを左右に揺ることで、肉食恐竜の足を攻撃できたんだろうね。
ちなみにこの写真はアンキロサウルスの仲間のエウオプロケファルスだよ。実はアンキロサウルスの化石はまだあまり見つかっていないので、化石がたくさん見つかっているエウオプロケファルスについて、よく研究されているよ。アンキロサウルスの特徴はこのエウオプロケファルスから分かったことも多いんだ。