#044

クラシエの漢方が伝えたい100のこと。

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意外と暮らしに身近な生薬

生薬、と聞くと漢方薬専用の原料というイメージがありますが、実はさまざまな用途に使われています。例えば漢方薬の効き目を穏やかにする効果がある甘草(カンゾウ)という生薬は甘味料の原料としても使われたり、九州の一部地域では味噌や醤油の醸造にも使われていたりします。桂皮(ケイヒ)という生薬はお菓子作りやカレーのスパイスとしても使われるシナモンのこと。甘い香りですが味は苦い世界最古のスパイスとも言われる不思議な樹皮。漢方薬としてだけでなく、実はさまざまな生薬が暮らしの身近にあるのです。

左が甘草(カンゾウ)、右は桂皮(ケイヒ)