目次
- マスク生活の中、カラダにこもる余分な熱【暑邪】には気をつけて!
- 子どものカラダは発達途中!マスク着用の暑さには要注意
- 熱中症対策に、ゼリー状の漢方薬もおすすめです。
- 【薬膳的】カラダの熱を外に追い出し、熱中症を予防する食べものとは?
- エネルギーの消費が激しい夏こそ、よく休むことも大切
- 寝苦しい夜は、焦らず慌てずゆったりした心持ちで
太陽が燦燦(さんさん)と降りそそぐ外に出て、海へ山へ。屋外スポーツやアウトドアレジャーを思う存分楽しめる夏がやってきました。ただ、活動シーンによっては、マスクの出番はまだまだありそう。気温や湿度が上がり暑さが厳しくなる夏は、熱中症に気をつけたい季節でもあります。屋外でマスクをしていると、顔が湿気で蒸れたり真っ赤にほてったりと、悩ましいことが多いですよね。また、湿度の高さや強烈な日差しがトラブルにつながることも。暑さを感じない日も油断大敵です。そこで今回は、カラダに熱がこもったり、熱中症のような不調が出たりした際におすすめの漢方薬や食材、過ごし方についてご紹介します。
※厚生労働省「マスクの着用について」
マスク生活の中、カラダにこもる余分な熱【暑邪】には気をつけて!
漢方では、強い日差しや湿気、暑さといった夏ならではの気を「暑邪(しょじゃ)」と呼びます。暑邪の影響を受けると熱がカラダの中にこもり、頭がぼーっとしたり、だるさや頭痛を感じたり、動悸、食欲がわかないなどの不調を感じたりすることも。
とくに猛暑時期に屋外でマスクをする際は要注意。暑さと大量の汗によって呼吸がしづらくなり、普段以上に元気に活動するための体力を消耗してしまいます。また発汗によって脱水状態となると、カラダにこもった熱を下げることができず、熱中症のリスクが高まります。またカラダの原動力となる気(エネルギーのようなもの)まで不足してしまうと、免疫力の低下や夏バテ、夏風邪につながってしまう可能性があるでしょう。無理や我慢をせず、不調を少しでも感じたら症状が軽いうちに、対処しておくことがおすすめです。
子どものカラダは発達途中!マスク着用の暑さには要注意
発達途中にある園児や小学生は、急激な暑さや気温の変化にカラダが対応できない場合があります。しかも外でマスクを着用したお子さんは、常に熱中症リスクと隣り合わせにあるといっても過言ではありません。
まわりにいる大人は、子どもの様子を見てマスクを外すように声をかけたり、こまめな水分補給を促したり、日陰に誘導したりといった配慮が必要です。
熱中症対策に、ゼリー状の漢方薬もおすすめです。
暑さや湿気の多い日に、カラダがちょっとおかしいな?と感じたら、症状が悪化する前に漢方薬を試してみましょう。漢方薬の中には、清熱作用といってカラダの熱を冷ましたり、水分を補って代謝を促す働きのあるものがあります。
サマレスゼリー第2類医薬品
効能:体力虚弱で、かぜが治りきらず、たんが切れにくく、ときに熱感、強いせきこみ、口が渇くものの次の諸症:からぜき、気管支炎、気管支ぜんそく、口渇、軽い熱中症
この医薬品は、体質、症状に合わせてお飲みください。
熱がこもりがちな時や軽い熱中症に
サマレスゼリーとは、竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)と呼ばれる熱中症に効く漢方薬を飲みやすくゼリー状にした医薬品。石膏(せっこう)や粳米(こうべい)など7種類の生薬の働きでカラダの熱を冷まし、不足した水分を補います。水なしで飲めるため、カバンやポーチに入れておいて、お出かけ先でも飲むことができるので便利です。
余分な熱を外に逃し、不足した潤いを補いながら、軽い熱中症や口の渇きといった症状を改善するサマレスゼリー。7歳以上から大人まで、幅広い年齢層の方が飲むことができます。虚弱体質の方や、夏風邪が治りきらないときにもおすすめです。
【薬膳的】カラダの熱を外に追い出し、熱中症を予防する食べものとは?
心身の熱をカラダの外に逃がし、適度に冷やしてくれる夏野菜。旬の夏野菜の中には、口の渇きを潤したり、汗が出すぎてしまうのを抑えたりといった「涼性(りょうせい)」や「寒性(かんせい)」などの働きを持つものもあります。
たとえばキュウリやトマト、ナス、スイカなどが代表的な食材です。また、カラダにこもった熱によって汗をかきやすいときは、夏みかんや梅干しなどの収斂(しゅうれん)作用がある酸味が助けてくれるでしょう。そして、夏のむくみには余分な水分を外に出す働きを持つとうもろこしがおすすめです。
その一方で、ついつい手を伸ばしがちな冷たい食べ物や飲み物は、お腹を冷やして胃腸に負担をかけてしまうのでほどほどに。食物繊維が豊富な食べものなど、消化の良い食材を意識して取り入れるようにしたいです。
エネルギーの消費が激しい夏こそ、よく休むことも大切
夏は活動的に動き回っていると、知らず知らずのうちに疲れが溜まっています。エネルギーの大量消費は、気力と体力を失って体調不良の原因になりやすいので「休む」心がけも大切。早寝早起きで睡眠時間をしっかりと確保するだけでなく、日中に短時間のお昼寝を取り入れるなど、適度な休養を心がけましょう。
また、こまめに水分を補給したり、帽子で日差しから守ったりして、熱を上手に発散しておくことも効果的な予防策。通気性の良い服を着る、ベランダや庭に打ち水をするなどして、暑さ対策を心がけてみてはいかがでしょうか。
寝苦しい夜は、焦らず慌てずゆったりした心持ちで
ゆっくり眠りたいのに、暑くて寝苦しい。でも、エアコンをつけたらカラダが冷えて眠れない。そうして疲れを解消できないまま朝を迎えてしまう人も多いようです。暑さはカラダに熱がこもるだけでなく、イライラの原因になることもあります。
寝付けなかったり、眠りが浅く何度も目覚めてしまうような時でも、焦らず慌てずゆったりと過ごしましょう。おやすみ前にリラックスできる香りを嗅いだり、自分がもっとも心地よく過ごせるエアコンの設定温度を見つけたりしておくと良いかもしれません。
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