さめ肌を何とかしたい!腕、足、おしりにもできる肌のザラザラ、ブツブツのさめ肌改善法

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さめ肌を何とかしたい!腕、足、おしりにもできる肌のザラザラ、ブツブツのさめ肌改善法

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お肌の露出も多くなる季節になると、お肌のザラつきやブツブツが気になる女性も多いのではないでしょうか。お肌がキレイじゃないと気持ちも沈んでしまいますよね。そこで今回はお肌がザラザラになる「さめ肌」の原因と対処法についてご紹介します。

肌がザラザラ、ぶつぶつ“さめ肌”の正体は?

一般的に、乾燥してお肌がザラザラになったり、ときにはブツブツが出て、まるで“さめの皮”のようになっている状態をさめ肌と呼んでいます。さめ肌は不要な角質が増殖して起こる「角化症」のひとつだと考えられていて、「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」や「魚鱗癬(ぎょりんせん)」という病気に近い症状だと言われています。

≪毛孔性苔癬≫
毛穴にできるブツブツで、触った感じがざらっとしています。二の腕、肩、お尻、太もも、にできやすいと言われていて、冬の乾燥などで悪化し、痒くなることもありますが、多くは痒いなどの自覚症状がほとんどないのが特徴です。

10代の30~40%に発症し、思春期の頃に症状が最も顕著になると言われています。加齢と共に落ち着いてくるのが一般的ですが、30代でも症状が残っている人もいます。

≪魚鱗癬≫
その名前の通り、魚の鱗のような皮膚になるのが特徴で、触った感じがざらざらとしています。表皮の角質層が分厚くなっているため、乾燥して肌のキメが荒くなり、ふけのように皮膚がポロポロとはがれ落ちます。

さめ肌ってどうしてなるの?さめ肌の原因とは?

さめ肌の原因のひとつがお肌のターンオーバーの乱れだと言われています。ターンオーバーとはお肌が生まれて剥がれ落ちるまでのサイクルのこと。通常、約28日を1つのサイクルとして、お肌の奥(基底層)で生まれた新しい肌細胞は徐々に表面(角層)へと押し上げられ、角質となり、最終的には垢として剥がれ落ちます。

このターンオーバーが正常であれば常にみずみずしい美しい肌が保たれるのですが、何らかの原因でターンオーバーが正常に機能しなくなると、古い角質がスムーズに剥がれ落ちず、徐々に肌の表面に堆積します。しかし、下からは新たな角質がどんどん押し上げられてきますから、これらが重なり合い、角質が厚くなり、お肌が堅くごわついたり、ザラザラする原因となります。

ターンオーバーの乱れを引き起こす要因はさまざまです。生活の乱れはターンオーバーの乱れに直結すると言われていて、疲労や寝不足、食生活の乱れ、無理なダイエット、運動不足、ストレス、便秘なども大きな要因です。また、紫外線や乾燥などターンオーバーを乱す大きな要因になると言われています。
ターンオーバーの乱れを改善するには、まず、これらの要因を解消することが大切です。

さめ肌の改善にはカラダの内側からのケアが有効!?

ターンオーバーを乱す要因を解消することはとても大切ですが、解消したからと言ってすぐにターンオーバーが整うわけではありません。ターンオーバー自体をしっかり整えるためにはカラダの内面からしっかりアプローチすることが大切です。
そこでおすすめなのがカラダの内側からしっかりと効く生薬製剤。

さめ肌には「コイクラセリド」という生薬製剤がおすすめです。
イボを改善する生薬で有名なヨクイニンを中心に、カンゾウ、カゴソウという3種類の生薬を配合しています。余分な熱を取って肌の炎症を抑えるだけでなく、肌のターンオーバーを正常化させることで、肌をなめらかにし、カラダの内側からさめ肌やいぼ、ソバカス、肌荒れなど、お肌の悩みを改善します。

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さめ肌におすすめの生薬製剤

コイクラセリド - 漢方セラピー

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さめ肌には乾燥も大敵!外側からのおすすめケアは?

ターンオーバーの乱れとともに気をつけておきたいのが、肌の乾燥です。お肌の表面は、「皮脂」「角質細胞間脂質(セラミドや脂肪酸など)」「天然保湿因子(アミノ酸や尿素など)」という3つの潤い要素によって水分が保たれていて、潤いだけでなく、お肌のなめらかさや柔軟性もコントロールしています。この“潤い”が不足して乾燥すると、肌のざらつきの原因になるだけでなく、肌のターンオーバーの妨げにもなると言われています。そのため、しっかりお肌を保湿することも大切です。

保湿することでお肌が柔らかく、ふっくらなめらかになるだけでなく、古い角質ふやけて剥がれ落ちやすくなり、正常なターンオーバーのサポートにもなります。

化粧水やクリームなどで、お肌をしっかり保湿するのはもちろんですが、空気の乾燥にも要注意。特に乾燥しやすい秋や冬、夏でも冷房の効いた部屋は乾燥しがちです。加湿器を使うなどして、湿度をコントロールするように工夫しましょう。

また、お肌の洗いすぎにも要注意。角質を落としたい一心で洗いすぎるとお肌に負担をかけてしまうだけでなく、潤いに必要な皮脂を過剰に取り去ってしまい、乾燥を助長する結果になってしまうこともあります。

もはや全身保湿!?さめ肌におすすめのハーバルバスとは

顔の乾燥と違って、さめ肌は全身のあちこちにできやすいため、全てを保湿するのが大変という人も多いのでは。そんな人におすすめなのが保湿の働きのあるハーブを使った入浴剤です。入浴剤を入れたお風呂につかることで全身に成分が浸透し、一気に全身を保湿してくれます。そこで、保湿におすすめのハーバルバスを2つご紹介します。

≪カモミールバス≫
カモミールはリラックスハーブとして有名ですが、実はお肌のハーブとしても幅広く用いられています。カモミールの和名は「カミツレ」。化粧水や美容液、入浴剤などでこの名を目にしたことのある方も多いのではないでしょうか。カモミールは炎症を抑える働きをサポートすると言われていて、カモミールを配合した入浴剤は、肌を鎮静し、コンディションを整える手助けをしてくれます。

≪マロウブルーバス≫
マロウブルーは「ウスベニアオイ」とも呼ばれ、昔からさまざまなカラダの不調の改善に用いられてきました。キレイな青紫色のハーブティーとしても、とても人気のハーブです。
とろっとした粘液質を豊富に含んでいるのが特徴で、この粘液質が潤いベールになり、肌表面を保護して、お肌の修復をサポートしてくれます。

※ハーバルバスの作り方
ハーブ約2~3gに熱湯150mlを注ぎ、ふたをして5~10分間抽出したものを、お風呂のお湯に混ぜ入浴しましょう。お肌に合わない場合は中止してください。


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