女性におすすめの当帰芍薬散の効果とは?冷えや生理不順などにお悩みの方、必見!

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女性におすすめの当帰芍薬散の効果とは?冷えや生理不順などにお悩みの方、必見!

目次

女性特有の生理痛や生理不順、冷えやむくみにめまいなど…。女性のカラダは多くの悩みを抱えています。色々やってみたけど、なかなか良くならないと頭を抱えている人も多いのではないでしょうか。漢方では、これら女性の悩みのほとんどは体質に原因があると考えています。一つの症状だけにとらわれず、より良い体質に改善させることで多くの悩みが解消されることもあります。そこで、女性の強い味方「当帰芍薬散」についてご紹介します。

当帰芍薬散はどんな薬?

当帰芍薬散は婦人科でとても良く使われている漢方薬のひとつで、貧血気味で足腰が冷える方や生理不順がある方に特におすすめの漢方薬です。当帰芍薬散には当帰(とうき)、芍薬(しゃくやく)、川芎(せんきゅう)、茯苓(ぶくりょう)、白朮(びゃくじゅつ)、沢瀉(たくしゃ)の6つの生薬が配合されています。

女性特有の悩みである生理不順、生理痛、更年期障害、また産前産後や流産による貧血や疲労倦怠、めまい、むくみなどを改善するだけでなく、めまい・立ちくらみ、頭重、肩こり、腰痛、足腰の冷え症、しもやけ、しみ、耳鳴りなど幅広い症状を改善します。

カラダに余分な水分があるとむくみを引き起こし、むくみはカラダをさらに冷やして血液のめぐりも悪くなってしまいます。当帰芍薬散は、全身に大切な栄養を与え、血行を良くするのと同時に、水分代謝を整えることで、冷え症や生理不順を改善します。

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当帰芍薬散の効果とは?

当帰芍薬散には、女性に嬉しい効果があります。その効果を大きく2つに分けて解説します。

当帰芍薬散の効果1:女性に不足しがちな栄養「血(けつ)」を補う

当帰芍薬散のひとつ目の特徴は、女性に不足しがちな「血(けつ)」をしっかり補ってくれるところです。

生理が遅れやすい、冷え症、貧血で顔色が悪くふらつきやすいといった症状のある方は、カラダの栄養が不足している可能性があります。漢方ではこの栄養を「血」と呼んでいますが、実は女性は生理や妊娠・出産、授乳などで栄養となる「血」を失いやすい傾向があります。

漢方では、骨や筋肉、皮膚、爪、髪の毛、粘膜、そして血液やホルモンなど、カラダのありとあらゆる物質は全て血を原料にして作られていると考えられています。そのため、血が不足すると、皮膚や粘膜の乾燥や、爪がもろくなる・割れる、髪の毛がパサつく・抜ける・白髪などのトラブルが起こりやすくなると言われています。

さらに進むと、痩せる、脚がつる、しもやけ、冷え、めまい、生理不順、更年期障害など、さまざま症状も出やすくなると言われています。漢方ではこのように「血(けつ)」が不足している体質を「血虚(けっきょ)」と呼んでいます。

つまり、女性にとって血を補うことは“健康なカラダ”を維持する上で、重要なことです。栄養である血がしっかり満たされることで、冷えや生理不順などの悩みが改善されることと考えられてます。また、肌の艶や爪、そして髪の毛も「血」とは大きく関係しています。

当帰芍薬散には血を補う作用の生薬が配合されているので、全身に大切な栄養を与えると同時に血の巡りも良くし、血虚を改善し、女性のカラダを内側からしっかり整えてくれます。

当帰芍薬散の効果2:同時に水分代謝をUP!むくみで悩む女性にも

当帰芍薬散のもうひとつの特徴が“水(すい)の巡り”を改善するところです。
女性の悩みで常に上位を占める “むくみ”。むくみは頑固でなかなか改善しにくく、マッサージなどで一時的に良くなっても、またすぐぶり返してしまうことが多いのが実情。ひどくなると、だるさだけでなく痛みを伴うなど、女性の大きな悩みの種のひとつです。

女性のカラダは男性に比べて筋力が少なく脂肪も多いため、水をため込みやすく、なにかと水の巡りが悪くなりがち。カラダに余分な水分がたまると、むくみやすくなるだけでなく、めまいや頭重、下痢や胃腸障害などさまざまな症状を引き起こしやすくなると漢方では言われています。さらに余分な水がカラダを冷やすことで血流も悪くなりがちに。まさに、悪循環です。漢方ではこのように水の巡りが悪い体質を「水滞(すいたい)」と呼んでいます。

湿気の多い日本では水滞になりがち。湿気の多い梅雨や夏の時期に症状が出る、悪くなるという経験をされた方も多いのでは。さらに女性は妊娠・出産でさらに水をため込みやすい体質になると言われていて、妊娠中毒症の代表的な症状のひとつにむくみが挙げられています。

当帰芍薬散には「水」の巡りを良くする利水作用の生薬もしっかり配合され、水の巡りを良くし、水分代謝を整えることで、血虚と同時に水滞も改善し、むくみなどの症状改善をサポートします。

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女性の最大の悩み「冷え」と「生理不順」は当帰芍薬散におまかせ!

当帰芍薬散は幅広い症状を改善しますが、その中でも代表的な症状が“冷え”と“生理不順”です。共に女性の悩みの上位を占める代表的な症状で、当帰芍薬散が女性の味方と言われる由縁もそこにあるのかもしれません。

当帰芍薬散がおすすめの症状:足腰の冷え

女性に多い冷えにはさまざまな原因がありますが、血虚や水滞も大きな原因のひとつです。
血虚は、例えるなら水の少ない川と同じです。血の量が少ないために、なかなか下流までしっかり流れてくれません。そのため、末端にある手足や下半身にしっかり届かず、血行不良が起こり冷えやすくなります。

さらに水滞がこれに拍車をかけます。水の巡りが悪くなると、末端に余分な水が溜まりやすくなります。水は冷たい性質があるため、冷えを助長します。さらに、むくむことで血管が圧迫され、血流も悪くなり、冷えを悪化させます。

当帰芍薬散は血を補いながら血流を整え、さらに水の巡りも良くすることで、冷えの症状を改善してくれます。当帰芍薬散が冷えによく使われるのはこのためです。

当帰芍薬散がおすすめの症状:生理不順

生理不順も血虚で起こりやすいトラブルのひとつです。
生理は簡単に言うと、子宮に血を少しずつ溜め、約25日~35日である程度溜まったら外に出す、というくり返しです。しかし、血虚では血が少ないため、溜まるペースが遅くなります。そのため、生理が遅れやすく、周期が長くなりやすくなります。また、経血の量も少なく、色も稀薄になりがちに。

そんなときには当帰芍薬散がおすすめです。当帰芍薬散は血をしっかり補うことで、血の量を確保し、生理周期を整え、生理不順をしっかり改善してくれます。

漢方薬の最大のメリット!いくつもの悩みを同時に改善することも!
漢方薬の大きな特徴のひとつが異なるいくつかの病気を一度に治療するということです。ひとつの漢方薬しか飲んでいないのに、冷えや生理不順、肌荒れなど、いくつもの悩みが同時に解決したという光景は、漢方では珍しいことではありません。

その理由は、漢方のゴールが“カラダ自身を健康にすること”だからです。漢方は病気に合った薬を考えるのではなく、その人のカラダ(体質)に合った薬を考え、治療にあたります。病気を治すことが目的なのではなく、病気にさせているカラダ自身を健康な状態にしっかり整えることが一番の目的です。そして、その結果として病気の改善があるのです。

当帰芍薬散も、血行を良くするのと同時に、水分代謝を整えることでカラダ全体のめぐりをよくする漢方薬です。病気や症状にばかり気を取られず、まずは、根本のカラダ自身を整えて行きましょう。


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