咳だけ残る!咳が止まらない!しつこい咳を鎮める方法とは?漢方や食材を紹介
かぜは治ったのに咳だけ残る、咳がなかなか止まらない、咳がひどくて眠れない、なんて経験はありませんか?ただの咳だと軽んじていると、症状がこじれて辛い思いをすることもよくあります。そこで今回は漢方からみた長引く咳の原因や対処法、そしておすすめの漢方薬、食材、ツボについてご紹介します。
2021.10.04
漢方の基礎知識11「正気と邪気で考える病気が起こる原因とは」
みなさんは、原因がわからない体調不良に悩んだことはありませんか?例えば、何も悪いものは食べていないのに胃腸の調子が悪くなった、何もしていないのに体がだるいなど、さまざまな症状について思い当たることもあるでしょう。もしかしたらその体調不良は、今回紹介する正気(せいき)と邪気(じゃき)に関係があるかもしれません。
漢方の基礎知識10「一般的な診断方法の紹介(証)」
みなさんは、漢方の診断方法についてどれくらいご存知でしょうか?漢方には、独特な診断方法があり、これを「四診」(ししん)といいます。診断するものの一部に、顔の色や声の出し方、体臭などがあります。例えば、顔色が悪いのは血の流れが悪くなっている。声が小さいのは気(エネルギー)が不足しているなどです。
漢方の基礎知識2「五行とは」
五行学説とは、地球にあるあらゆるものは、「木」「火」「土」「金」「水」(もっかどごんすい)の5つの要素から成り立っていると考える思想のことをいいます。東洋医学は五行学説の考えをもとに、カラダの状態や治療、養生法をとりいれています。
漢方の基礎知識14「扶正袪邪(ふせいきょじゃ)とは」
漢方の治療内容のひとつに扶正袪邪(ふせいきょじゃ)という考えがあります。病気の発生もしくは進行する原因は、正気と邪気の戦いであるという考えです。「扶正袪邪」の「扶正」は正気の働きを助けるもので、「袪邪」は病気の原因を除去するものです。
漢方の基礎知識13「本治と標治(治病求本)」
漢方の治療方法には「治病求本」(病を治すには必ず本を求む)があり、病気を治療するには根本原因を見つけ、それに対して治療を行うべきであると考えます。その原則を踏まえながら、体質や病気の根本的な治療だけでなく、症状に対応した対症療法的な治療もあるのです。これを本治(ほんち)と標治(ひょうち)と呼びます。では、本治と標治とはどのようなものなのかを解説していきます。
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