キウイフルーツ

生薬名

なし

キウイフルーツ

生薬名

なし

五味 甘・酸
五性
帰経 脾・腎

食材に期待される効果

カラダの中の熱をさまし、うるおす働きがあります。利尿作用があるのでむくみを解消してくれます。胃の調子を整えるので、食欲不振・消化不良にも効果が期待できます。冷やす作用が強いため、子ども・高齢の方・妊婦は控えめにしましょう。

食べ方のヒント

冷えが気になる方はトースターなどでキウイフルーツを焼いて食べることができます。
キウイの皮は洗うだけで食べることもできます。皮に含まれる、食物繊維やビタミンE、葉酸などの栄養も摂取できます。
但し、消化器系が未発達な小児や消化器系が弱い人は、皮をむいて食べるのがおすすめです。

おすすめの時期

用語解説

食べ物の味を、酸・甘・辛・苦・鹹の5つに分けています。五味は五臓(肝・心・脾・肺・腎)と深く関係しており、味(味覚)とともに作用も表しています。

食材には、体を温めるもの、体を冷やすものなどがあります。漢方では、これを熱性・温性・平性・涼性・寒性の5つに分けています。体が冷えているときは熱性・温性を、体に熱がこもっているときは、涼性・寒性を、どちらでもないものを平性というように、それぞれの体質に合わせた食材を選ぶことができます。

帰経は五味と臓腑の関係を現したものです。例えば、甘は脾と胃が関係あります。脾が弱っているときは、甘味の食材が適しています。帰経は五行色体表から読み取っていくことができます。帰経が理解できれば、自分の体質に合わせた食事などを知ることができます。