さんま
生薬名
なし
さんま
生薬名
なし
食材に期待される効果
秋のさんまは、脂がのっているため美味しく食べることができます。さんまは、血をおぎない気の流れをよくする作用があります。脳の働きを活性化させる効果があるといわれています。
食べ方のヒント
さんまとたまねぎを入れて、みりん・鮭・しょうゆなどで煮物にすると、体の中の血をおぎない気と血の流れをよくします。
おすすめの時期
9月~10月頃
食べ物の味を、酸・甘・辛・苦・鹹の5つに分けています。五味は五臓(肝・心・脾・肺・腎)と深く関係しており、味(味覚)とともに作用も表しています。
食材には、体を温めるもの、体を冷やすものなどがあります。漢方では、これを熱性・温性・平性・涼性・寒性の5つに分けています。体が冷えているときは熱性・温性を、体に熱がこもっているときは、涼性・寒性を、どちらでもないものを平性というように、それぞれの体質に合わせた食材を選ぶことができます。
帰経は五味と臓腑の関係を現したものです。例えば、甘は脾と胃が関係あります。脾が弱っているときは、甘味の食材が適しています。帰経は五行色体表から読み取っていくことができます。帰経が理解できれば、自分の体質に合わせた食事などを知ることができます。