トマト
生薬名
なし
トマト
生薬名
なし
食材に期待される効果
トマトは、体の渇きを潤し、体の余分な熱を冷ます作用があります。夏バテやイライラしている方におすすめです。ただし、トマトは水分が多く熱を冷ます作用があるため、水滞タイプの方は控えたほうがよいでしょう。
食べ方のヒント
トマトと卵をフライパンで炒め、鶏ガラスープや塩コショウなどで味付けをします。卵は、気を補ってくれるため、夏バテなどの疲れにも効果があります。
おすすめの時期
5月~8月頃
食べ物の味を、酸・甘・辛・苦・鹹の5つに分けています。五味は五臓(肝・心・脾・肺・腎)と深く関係しており、味(味覚)とともに作用も表しています。
食材には、体を温めるもの、体を冷やすものなどがあります。漢方では、これを熱性・温性・平性・涼性・寒性の5つに分けています。体が冷えているときは熱性・温性を、体に熱がこもっているときは、涼性・寒性を、どちらでもないものを平性というように、それぞれの体質に合わせた食材を選ぶことができます。
帰経は五味と臓腑の関係を現したものです。例えば、甘は脾と胃が関係あります。脾が弱っているときは、甘味の食材が適しています。帰経は五行色体表から読み取っていくことができます。帰経が理解できれば、自分の体質に合わせた食事などを知ることができます。