News Letter
2023.12.06
約4割の女性が不調を感じながら仕事をしている!?
調査結果やおすすめの漢方薬についてご紹介します。
TOPICS
プレゼンティーズムとは
不調を抱えながら働かなければならず、生産性が上がらない状態のことを指す。
また、心身の体調不良が原因による遅刻や早退、就労が困難な欠勤、休職など、業務自体が行えない状態のことを“アブセンティーイズム”と言う。
働く女性の約4割が、月に1回以上は体調不良を抱えながら仕事をしている!?
20代~60代の働く女性に、体調不良を抱えながら仕事をしなければならない状況(=プレゼンティーズム)があるか尋ねたところ、41%の方が「月に1回」以上の頻度であると回答。
また、プレゼンティーズムに該当する方の内、仕事に影響が出ていると答えた方は64%にも及ぶことが分かりました。
あなたは普段、体調不良を抱えながら仕事をしなければならない状況はありますか。
ある方はどのくらいの頻度で起きているかをお答えください。
体調不良を感じながらも仕事をしなければならない状況があるとお答えになった方にお伺いします。
そのような状況でお仕事をされる際、集中力がきれたり生産性が落ちてしまう等の影響は出ていますか。
あてはまるものをお選びください。
頭痛や疲れ・だるさだけでなく“女性特有の症状”も仕事に影響
仕事に影響が出ていると答えた方に対し、具体的にどのような症状が原因か尋ねたところ、「頭痛」「疲れ・だるさ」に次いで、女性特有の症状である「月経痛や月経不順」が上位に入る結果となりました。
具体的に、どのような症状が原因で、仕事に影響が出ていますか。
それぞれについてあてはまるものをお選びください。
不調を抱えながら仕事をしたときの困りごとは「集中力が続かない」が最多
さらに仕事への影響を感じやすいのは20代~30代
仕事に影響が出ていると答えた方に対し、具体的に生じている困りごとについて尋ねたところ、「集中力が続かない」(56.3%)がトップとなり、次いで「業務効率が低下する」(54.8%)が続きました。
また、この結果を年代別に見たところ、特に20代~30代の若年層の方が、仕事への影響を感じやすい傾向にあることも分かりました。
体調不良を抱えながら仕事をしていて、具体的にどのようなことで困っていますか。
それぞれについて、あてはまるものを全てお選びください。(いくつでも)
責任世代になるほど職場が「休みづらい」傾向に
職場での休暇の取得しやすさについて尋ねたところ、「休暇を取得しやすい」「どちらかというと休暇を取得しやすい」と答えた方の合計は48%に上りました。
約半数の方が休みを取りやすい環境で働いているのに対し、「休暇を取得しづらい」「どちらかというと休暇を取得しづらい」と答えた方は合計33%に上り、職場環境に差があることも分かります。
また、会社で重要な役職を任されやすい40代~50代は、20代~30代の若年層と比べると「休暇を取得しやすい」と答えた割合が低く、責任世代になるほど休暇を取得しづらいと感じる傾向にあることも分かりました。
体調がよくない時に、あなたは会社を休むことができていますか。
あなたの職場先の環境としてあてはまるものをお選びください。
「眠くなりやすいから」という理由で服薬を避ける傾向も
仕事に影響が出る症状に対して、どのような対処を行っているか尋ねたところ、「休養・マッサージ等」に次いで「薬の服用」が2番目に多い結果となりました。
一方で、「薬の服用」と回答しなかった方にその理由を聞くと、最も多かったのが「眠くなりやすいから」(25.7%)で、働く女性の中には眠くなるという理由で服薬を避ける方が、一定数いることが分かりました。
漢方薬には眠くなる成分が含まれておらず、業務中も安心して服用できることから、働く女性と漢方薬との相性の良さが感じられる結果となりました。
仕事に最も影響が出る症状に対してあなたが行っている対処方法をそれぞれお選びください。
【現在実践しているもの(いくつでも)】
仕事中においては「医師が処方した薬」や「市販薬(西洋薬・漢方薬)」を服用しないとお答えになりましたが、その理由としてあてはまるものをお選びください。
<調査概要>
- 実施時期
- 2023年11月1日(水)~11月7日(火)
- 調査手法
- インターネット調査
- 調査対象
-
調査①全国の20~64歳の女性10,000人(年代別の人口構成比に合わせて回収)
調査②体調不良を抱えながら働く上で、仕事に影響が出ている女性1,534人
(うち重症の方504サンプル、中等症の方515サンプル、軽症の方515サンプル)
- 調査委託先
- 株式会社H.M.マーケティングリサーチ
※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。
<出典>
クラシエ株式会社
女性の多くが不調を抱えながら仕事をしていることが明らかになりました。
一方、調査では「眠くなるから」という理由で服薬を避ける傾向もある中で、働く女性の“プレゼンティーズム”への対策として、眠くなる成分が含まれていない漢方薬に少し頼ってみてはいかがですか?