くらしを豊かにするモノづくり #01 夏の暮らし編

もしも、口が渇いている、熱がこもった感じがする、めまいや立ちくらみがあるなどの軽い熱中症のサインが出ていたら、「サマレスゼリー」（第2類医薬品）を。これは、軽度の熱中症に効く「竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう)」という漢方薬です。竹葉石膏湯は、体にこもった余分な熱を体の内側から冷ましつつ、不足しがちな潤いを補ってくれる漢方薬で、軽い熱中症を改善してくれます。

軽度とはいえ熱中症はつらいですよね。気分が悪かったり、口が渇いていたりしても飲みやすいよう、甘くてさっぱりした味のゼリータイプになっています。持ち歩きしやすい個包装のスティックなので、お守りみたいにバッグの中に入れておくと安心ですよ。

口の渇きや熱感を感じたら早めに飲んで、水分を補給しながら涼しいところでゆっくり休んでください。症状が重くなってきたら、我慢せず早めに医療機関にかかってくださいね。

はい！テレワークもあり、まだ体が暑さに慣れていない方もいると思います。ウォーキングなど運動をして暑さに体を慣らしていくと、本格的な夏が来たときの熱中症予防になりますよ。

夏はうまく髪の毛がまとまらないような……。

湿気の多い日本でよくあるお悩みですね。髪の毛がパサパサだと湿気の影響を受けやすくなり、髪が広がってしまいます。夏ですから洗うことばかりに注目しがちですが、実は必要なのは保湿なんです。「ディアボーテHIMAWARI」（ムーミンサマー）も、髪のパサつきやうねりをケアできるような処方になっています。私は常にお客様が実感できる品質づくりを目指しています。

私も「ディアボーテHIMAWARI」を使っています。香りが好きで選びましたが、本当はどれが自分に合っているのでしょう？

香りで選ぶのも良いと思いますよ。香りって気分を左右するので、大事ですよね。シャンプーは頭皮や髪質との相性がありますが、まずは正しい洗い方が大事です。夏は特に、毛量が多く汗をかきやすい後頭部の中の方までしっかり濡らしてから頭皮を揉むように洗い、シャンプーはよくすすぐこと、コンディショナーは髪1本1本をケアするようにきちんとつけて、よくなじませること。そしてなんとなく残っているかなくらいですすぎをとめることがポイントです。自然乾燥をすると傷んでいる所など乾きにムラが出るので、タオルドライ後にドライヤーでしっかり乾かすことも大切です。

プロフェッショナル事業本部が扱っている「冷シャンプー」では、夏に心地よく感じられる清涼感を大切にしています。1日の終わりの楽しみになるくらいの爽快感ですよ。

夏のメントールは気持ち良いですよね。ただ、メントールを増やすと、きしみや刺激を感じやすくなるんです。爽快感と仕上がりを両立するベストなバランスは、髪の長さや男女の感覚の違いによっても変わってきますから、実際にお使いになるお客様はどんな方なのか？ということを考えて配合量を調整しています。

理容サロン様でお使いいただくことの多い「冷シャンプー」では、メントールを多く配合してクール感を追求しています。「冷」シリーズを目当てにサロン様や施設様へ訪れていただけたら嬉しいですね。

「旅の宿」でも、夏向けのクールタイプはシトラスの香りにするなど、爽やかさを大事にしています。夏はシャワーだけという方も多いですが、1日の汗と疲れをお風呂で気持ち良く流して、寝るまでの時間をリラックスして過ごしてほしいなと思って開発しました。

夏のお肌も乾燥に注意が必要です。強い紫外線は肌のバリア機能にダメージを与え、肌をカピカピにしてしまいます。また、皮脂を落とそうとお風呂で洗いすぎてしまうことで、肌が乾燥することも。肌も保湿が大事なんです。ボディソープは、しっかり泡立ててから使うのがポイント。十分な洗浄力を発揮してくれますし、摩擦が少なくお肌にもやさしいです。涼やかな香りの「ナイーブ 冷んやり桃ミント」には泡で出てくるタイプもあるので、こちらもおすすめです。

今回3事業の皆さんとお話して、さまざまな夏の悩みを聞くことができました。楽しい夏なのに、悩みが行動を制限する原因になっているのはもったいないですよね。思いっきり夏を楽しめるように、クラシエが悩みを解消していけたらと思います！

「軽い熱中症になってしまっても不調に対処できる漢方薬がある」ということを知ってもらって、いざというときに頼っていただけたらと思います。私たちクラシエは「もっと夢中になれる明日」をスローガンに掲げています。お客様の健康を守ることで「もっと夢中になれる夏」を応援したいですね。