対象:リバウンドモデルマウス
食事制限後に再び肥満食を
食べさせることで
急激にリバウンドするマウス
※肥満食:High-fat diet(HFD)
リバウンドしたマウスではストレスにより分泌されるコルチコステロンが増加しますが、大柴胡湯の服用によりコルチコステロンの増加が抑制されました。
※コルチコステロン:マウスのストレス因子(ストレスホルモン)の一つ。
リバウンドしたマウスでは腸内フローラが肥満特有の腸内フローラに変化しますが、大柴胡湯の服用により、肥満抑制に働く腸内細菌(バクテロイデテス門)の割合が増加し、肥満促進に働く腸内細菌(フィルミクテス門)の割合が減少しました。
リバウンドしたマウスでは、急激に体重が増加し内臓脂肪量が増加しますが、大柴胡湯の服用により、脂肪量の増加が抑制されました。
※本研究はあくまでも基礎研究の一例であり、必ずしも人に対して同様な効果が得られるとは限りません。