日々是漢方

目の疲れ

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「秋の夜長」「読書の秋」などと表現される秋は、
なんだか眠れなくて、夜中に本を読んだり、テレビを見たりする機会も増えることでしょう。
しかし、照明が暗いほど、目は疲れやすくなるもの。
目の疲れは放っておくと、肩こりや頭痛など体にも悪影響を及ぼします。
目にいい養生で、秋の長い夜をゆっくりと過ごしましょう。

目の疲れとひと言でいっても、目が重い、目がかすむ、しょぼしょぼする、ドライアイなどさまざま。目を使い過ぎると、漢方でいう五臓六腑(肝、心、脾、腎、肺)から血液がスムーズに運ばれてこなくなり、疲れを感じたり、肩こりや頭痛を引き起こしたりすると考えられています。

「血」のはたらきをアップ

  • くこの実
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くこの実は、「肝」や「腎」の状態を整えて、「血」のめぐりをアップさせてくれます。また、ベータカロテンやビタミン、ミネラルも豊富に含まれています。
果肉がたっぷりとつまったできるだけ大きめの粒を選ぶとよいでしょう。

ツボ

目の疲れとひと言でいっても、目が重い、目がかすむ、しょぼしょぼする、ドライアイなどさまざま。目を使い過ぎると、漢方でいう五臓六腑(肝、心、脾、腎、肺)から血液がスムーズに運ばれてこなくなり、疲れを感じたり、肩こりや頭痛を引き起こしたりすると考えられています。

太陽(たいよう) イメージ

こめかみの中央。目尻と髪の生え際を結んだ線の中央あたり。
目の周りをゆっくりマッサージします。両手の人さし指で、「晴明」のツボを押し、そのまま眉毛の下の骨の縁にそって、「太陽」までゆっくり押します。決して強く押さないでください。

晴明(せいめい) イメージ

目頭の先端を押して、鈍い痛みを感じるところ。

眼晴(がんせい) イメージ

足の甲側。人さし指と中指の股から、やや甲側に入ったところ。
足をしっかりと固定し、親指をツボに当てて強めに押しもむ。両脚とも行う。

眼点(がんてん) イメージ

親指の関節の内側部分。
親指をツボに当てて、親指と人さし指ではさむように持ち、ツボを押しもむ。

少沢(しょうたく) イメージ

小指の外側、爪の付け根の部分。

養生

  • 蒸したタオルで目を温める

目が疲れているときは、蒸しタオルを目の上に乗せ、血行を促進させましょう。香り付きのアイマスクなどもおすすめです。

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