肌の悩み
夏の強敵といえば紫外線。
今や「光老化」という言葉があるほど、日焼けによる影響が問題視されています。
とくに、シミ・そばかすは肌にとって大問題。
紫外線から肌を守ると同時に、食養生など体の中からのケアもおすすめです。
食
漢方では、シミ・そばかすを「血（けつ）」が滞った状態と考えます。「血」は肌に栄養を与えているため、滞ると肌の新陳代謝が衰えて、老廃物がたまってしまうのです。
「血」のめぐりを改善
- 青魚（イワシ、サバなど）
- 桃
イワシやサバ、アジ、サンマなどの青魚は、「血」を増やすとともに、「血」をめぐらせるはたらきがあります。
また、イワシとアジには脳のはたらきをアップさせる効果もあるので、朝食に食べて仕事の作業効率アップをはかりましょう。
「血」をめぐらせる果物といえば桃。中国では美容長寿の果実ともいわれています。果物のなかでも体を温める効果が高いので、冷えが気になるときもおすすめ。
夏のコラム
夏のきゅうりは体の味方!?
６月～８月が旬のきゅうり。みずみずしく、シャキッと歯ごたえのあるきゅうりは、夏はとくにおいしいですよね。
きゅうりは、主成分の90％以上が水分で、そのほかカリウムやビタミンＣなどをバランス良く含む野菜です。一般的に栄養価が低い野菜といわれていますが、実は、女性にとっては夏の強い味方であることをご存知でしょうか？
きゅうりには、熱を冷ます作用があります。「暑くて汗が止まらない、汗のにおいも気になる」…そんなときはきゅうりを食べてクールダウン。そう、きゅうりは涼しくなれる野菜なんです。水分が豊富なので、夏の暑さで渇いたのどもうるおしてくれるでしょう。
（※文部科学省：五訂食品成分表による）
