物忘れ
公開日:2018年08月01日最終更新日:2019年08月01日
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目次
あなたの物忘れのタイプをチェック!
一般的に、年を重ねると記憶力が落ちてくるといわれています。「久しぶりに会った人の顔はわかるのに、名前が思い出せない」「買い物に出かけたのに、買うものを忘れてしまった」「よく使う駅なのに、すぐに駅の名前が出てこない」・・・など。程度の差はあれ、日常生活でのちょっとした物忘れに、漢方を試してみてはいかがでしょうか。
漢方では、さまざまな側面から症状のタイプを判断します。まずはあなたの状態をチェックしてみましょう。チェックが多いようなら、生薬製剤でのケアがおすすめです。
年齢とともになかなか思い出せないタイプ
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物忘れのタイプ
物忘れとは
物忘れには、脳のインプットとアウトプットが関係していて、主に「インプット機能の低下による物忘れ」と「アウトプット機能の低下による物忘れ」の2種類に分けられます。ものがうまく覚えられなくなることと、覚えたことを頭のどこかにしまい込んで、取り出すことができなくなること、こうした2つの状況を物忘れと呼んでいます。
物忘れは、加齢とともに誰にでも起こることで、一般的には65歳を過ぎる頃になると、物忘れが多くなると言われています。物忘れと認知症で混乱する方もいらっしゃるかも知れませんが、物忘れとは、忘れたことの自覚があり、部分的な記憶の低下がある状態のことを指します。一方、認知症など病気による物忘れとは、自覚がなく、体験全体を忘れて、生活に支障をきたす状態を指します。物忘れが進行することで、認知症になるとは限りませんが、加齢による物忘れか、認知症など病気による物忘れか見極めることが必要です。
物忘れのサイン
加齢による物忘れと、病気が原因の物忘れでは、そのサインが違います。その物忘れが、加齢によるものなのか、そうでないものかを把握するために、以下の行動や学習能力などにみられるサインを知っておきましょう。
【加齢などによる物忘れ】
出来事などの一部を忘れる
※何を食べたか思い出せない
【病気が原因の物忘れ】
出来事などのすべてを忘れる
※食べたことそのものを忘れる
【加齢などによる物忘れ】
物忘れに気づき、思い出そうとする
【病気が原因の物忘れ】
物忘れに気づかない
【加齢などによる物忘れ】
新しいことを覚えることができる
【病気が原因の物忘れ】
新しいことを覚えられない
【加齢などによる物忘れ】
あまり支障がない
【病気が原因の物忘れ】
支障をきたす
【加齢などによる物忘れ】
ない
【病気が原因の物忘れ】
起こることがある
【加齢などによる物忘れ】
変化はない
【病気が原因の物忘れ】
変化する(暴言や暴力をふるう、何事にも無関心になる等)
※判断が難しい場合は、医療機関での受診をおすすめします。
【出典】厚生労働省「知ることからはじめよう みんなのメンタルヘルス」総合サイト
朝田隆著:「家族が認知症と診断されたら読む本」日東書院p.33より改変
物忘れの対策
加齢による物忘れが起こるのは、記憶をつかさどる脳の老化が原因とされています。脳の老化は、年齢とともに進行しますが、適度な刺激を与えることで、健康的な脳の状態の維持につながります。また、ビタミン等の栄養成分を適切に摂取したり、ウォーキングなどの運動や、指を使う、会話をしたりすることによる、日々の機能維持の積み重ねも大切です。