痛み・しびれ
公開日:2018年08月01日最終更新日:2019年08月01日
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目次
あなたの痛み・しびれのタイプをチェック!
最近は若い人の間にも腰痛が増え、大きな問題となっています。腰痛を起こす原因の大半は脊椎を前後から支える腹筋、背筋の衰えからきています。“腰は体の要”といわれるほど大切な部位。腰が痛いときは、すべての動作がスムーズでなくなってしまいます。慢性的な腰痛は、栄養分を与えたり、体を温めたりする漢方が適しています。「年のせい」とあきらめる前に漢方薬を試してみましょう。
漢方では、さまざまな側面から症状のタイプを判断します。まずはあなたの腰痛の状態をチェックしてみましょう。チェックが多いようなら、漢方薬でのケアがおすすめです。
冷えると足腰が痛むタイプ
こんな症状に心当たりはありませんか?
足腰が重だるく、「痛みやしびれ」を感じる方におすすめする漢方処方
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
体力中等度以下で、疲れやすくて、四肢が冷えやすく尿量減少し、むくみがあり、ときに口渇があるものの次の諸症:下肢痛、腰痛、しびれ、高齢者のかすみ目、かゆみ、排尿困難、頻尿、むくみ、高血圧に伴う随伴症状の改善(肩こり、頭重、耳鳴り)
一般的に「痛み・しびれ」に使われる漢方薬
「牛車腎気丸」の解説を見る
ひざ・関節が慢性的に痛むタイプ
こんな症状に心当たりはありませんか?
関節がこわばる、膝を曲げると慢性的に痛む方におすすめおすすめする漢方処方
痛み・しびれの原因は?
腰はどうして大切なの?
腰は、腰椎と呼ばれる背骨の一部を、大小の筋肉が支えている構造となっています。骨だけで体を支えるほどの力はなく、上半身を支える役割はほとんど筋肉が担っています。家にたとえると、骨は柱、筋肉が壁のようなもので、どちらが欠けても家は雨風や地震に耐えられません。
さらに、腰の筋肉は、足の筋肉や骨とつながっていて、足を振り出す、足を上げる、踏みしめるといった動きにもかかわっています。つまり、腰の筋肉が衰えたり、筋肉に痛みがあったりすると、下半身をスムーズに動かせなくなってしまいます。
“腰は体の要”という言葉があるように、腰は上半身を支え、下半身の動きをサポートする大切な部位なのです。
腰はどうして痛くなるの?
腰痛には、骨の変形や腫瘍によるものなど、さまざまな種類がありますが、私たちの身近でよくあるのは、筋肉の炎症による腰痛です。骨には異常がないので、レントゲンには写りません。
腰の筋肉や筋膜の炎症は、急性であれば強い痛みを、慢性であれば腰に重さやだるさを起こします。“魔女の一撃”と呼ばれるほど急激で強い痛みが持続する「ぎっくり腰」は、腰の筋肉の急激な炎症(ねんざ)と考えられています。
腰の筋肉や筋膜に炎症が起こる原因は、外傷や運動のし過ぎによる負担などを除いて、はっきりとはわかっていません。現在のところ、姿勢の悪さ、ストレスの積み重ね、疲労、冷えなどが腰の筋肉に負担をかけるのではないかという説が有力です。
腰が痛いと、腰をかばって動くので、運動量が減ります。また、体を起こしているのがおっくうになり、横になることが増えます。そうすると、腰の筋肉は余計衰えてしまい、体を支える力が低下します。こうして、今度は筋肉の衰えによる腰痛が発生してしまうことがあります。原因が筋肉の衰えである場合は、筋肉に力をつける必要があるので回復に時間がかかってしまいます。
腰痛は特殊な原因のものを除けば、二本足で立つ人間だけの病気です。予防、治療には薬だけに頼るのではなく、姿勢の矯正と背筋、腹筋の強化が大切です。
一般的に「痛み・しびれ」に使われる漢方薬
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