血圧が気になる方のレシピ
血圧と、首や肩のこりが気になる・・・
主菜
鶏手羽肉とかぼちゃの茎ニンニク炒め
材料(2人分)
- 鶏手羽肉 ・・・ 200g
- 水 ・・・ 300㏄
- かぼちゃ ・・・ 120g
3㎝角に切って15分加熱 - ねぎ(青い部分) ・・・ 少々
- にんにくの茎 ・・・ 50g
3㎝に切る
<調味料>
- 味噌 ・・・ 10g
- 胡麻油 ・・・ 少々
- 塩 ・・・ 少々
- 片栗粉 ・・・ 少々
作り方
- フライパンに鶏手羽肉、水300㏄、ねぎを入れ、弱火で15分程煮ます。
- (1)に胡麻油、(1)の鶏手羽肉、かぼちゃ、にんにくの芽を入れて炒め、味噌と塩で味を調えます。
- 最後に水溶き片栗粉でとろみを付けてできあがり。
このレシピのポイント ・・・ にんにく
このレシピの核となる食材は「にんにく」です。
このタイプの人は、表面的に起こっている症状を治療するだけでなく、同時に根本的な体力をつける必要もあります。そこでこのセットメニューにも、いくつか体力を強める作用のある食材を使っています。にんにくもそのひとつで、「気の力」を強めてくれる食材です。
主食
ごぼうゆり根ごはん
材料(2人分)
- 白米 ・・・ 2合
- ゆり根 ・・・ 50g
ウロコ状の球根をはがす - ごぼう ・・・ 50g
ささがきにする
作り方
- 洗ったお米を2合の水加減にした後、ゆり根、ごぼうを加えて炊飯器で炊き上げます。
このレシピのポイント ・・・ ゆり根
このレシピの核となる食材は「ゆり根」です。
このタイプの人は、内部の「陰の力(血の力)」が弱い体質の持ち主です。ゆり根には「内部の陰や血」を補う作用があるので、この体質の方には向いている食材といえるでしょう。また、ゆり根は「内部の陰の弱り」が精神の不安定を起こし「普段から落ち着かない」「不眠」などの症状を起こしている状況にも向いています。つまり、気持ちを落ち着ける作用をもつ食材でもあります。
副菜
マグロとセロリ、ぶどう和え
材料(2人分)
- まぐろ ・・・ 100g
2㎝角に切る - セロリ ・・・ 50g
1㎝角に切る - 葡萄 ・・・ 50g
皮をむき実を半分に切る
<調味料>
- グレープシードオイル ・・・ 少々
- レモン汁 ・・・ 少々
- 塩 ・・・ 少々
作り方
- カットしたまぐろをさっと湯通しし、水気を切っておきます。
- (1)とセロリ、葡萄を合わせ、調味料で味を調える。
このレシピのポイント ・・・ セロリ
このレシピの核となる食材は「セロリ」です。
このタイプの人は、「ただ弱っている」だけではなく、その弱りの上に「気のたかぶり」が起きている状態です。そこで体を強める薬だけでなく、たかぶりを抑える作用があるセロリが、軽く熱をとりながら「気のたかぶり」を抑えてくれます。
スープ
シジミもりもり味噌スープ
材料(2人分)
- しじみ ・・・ 100g
- 水 ・・・ 400㏄
- 味噌 ・・・ 適量
- 卵黄 ・・・ 2個
- おろしにんにく ・・・ 4g
作り方
- 鍋に水としじみを入れ、火にかけます。しじみが開いたら味噌を入れ、しじみ汁を作ります。
- 卵黄2個とおろしにんにく4gをよくかき混ぜて、(1)の汁を60㏄加えて、空気を入れながらホイップします。
- シジミ汁をお椀に盛り、(2)を上に浮かせてできあがり。
このレシピのポイント ・・・ 味噌
このレシピの核となる食材は「味噌」です。
このタイプの方の「気のたかぶり」は、体の中で上に向かいやすい特徴があります。具体的には「頭痛」「めまい」「目の充血」「肩こり」など上部の症状が起こりやすい状態といえます。そこでこの上がり過ぎた気を「下に降ろす」必要があります。このセット・メニューの中では、味噌が「気を下に降ろす作用」を担っています。