医食同源薬膳レシピ

腰が気になる方のレシピ

急な腰痛や足のつり、こむらがえりが気になる・・・
主菜
豚レバーとほうれん草炒め 夏みかんソース

材料(2人分)
  • 豚レバー ・・・ 150g
    一口大に切り、少量の牛乳に漬ける
  • ほうれん草 ・・・ 100g
    5㎝幅に切る
  • にんじん ・・・ 50g
    太めの千切り
  • 夏みかん ・・・ 半分
    皮はすりおろし、中身は剥いておく

<調味料>
  • 塩 ・・・ 少々
  • 胡麻油 ・・・ 少々
  • 片栗粉 ・・・ 少量

作り方

  1. フライパンに胡麻油を熱し、豚レバーに両面焼き色を付けて取り出しておきます。
  2. 同じフライパンに胡麻油を熱し、にんじん、ほうれん草を炒め、夏みかんの皮と中身、(1)を戻し入れ塩で味を調え、少量の水溶き片栗粉でとろみをつけます。

このレシピのポイント ・・・ 豚レバー

このメニューの核となる食材は「豚レバー」です。
レバーには「血を補う作用」があります。豚レバーがない場合、牛ではなく「鶏レバー」で代用してください。

主食
レンコンおこわ

材料(2人分)
  • もち米 ・・・ 2合
  • レンコン ・・・ 100g
    1㎝角に切る
  • 炒り白胡麻 ・・・ 少量

作り方

  1. 洗ったもち米を2合の水加減にして、レンコンを加え炊き上げます。
  2. 茶碗に盛り白胡麻をかけてできあがり。

このレシピのポイント ・・・ もち米

このメニューの核となる食材は「もち米」です。
このセットメニューでは「血を補い、筋肉をうるおす食材」が多く使われています。そして、うるおす作用をもつ食材の多くは「甘くてべたべたしている」と中国医学では考えます。主食に普通の「うるち米」ではなく「もち米」を選んだのも同じ理由で「べたべたが強い」からです。べたべたしている方が「とどまる力が強い」「補う力が強い」ともいえるでしょう。

副菜
うなぎとしいたけの焼きとうもろこし和え

材料(2人分)
  • 市販のうなぎ ・・・ 80g
    蒲焼き、一口大に切る
  • 椎茸 ・・・ 40g
    厚めのスライス
  • コーン ・・・ 40g
  • 桃 ・・・ 40g
    みじん切り

<調味料>
  • 市販のうなぎのたれ
  • たれと同量の水
  • 胡麻油 ・・・ 少々
  • 塩 ・・・ 少々
  • レモン汁 ・・・ 少々

作り方

  1. フライパンに胡麻油、うなぎのたれ、たれと同量の水、椎茸を入れ、水分が無くなるまで揺らしながら絡めます。
  2. (1)にうなぎと桃、コーンを加え、調味料で味を調えます。

このレシピのポイント ・・・ うなぎ

このメニューの核となる食材は「うなぎ」です。
うなぎもレバーと同じく「血を補う作用」があります。動物由来の食材を2種類合わせて強力な作用を作り出しています。また、うなぎの「血を補う作用」には、血を補った結果「筋骨を強める」という特徴があります。「筋肉の弱りによる腰痛」の人に向いた食材といえるでしょう。

スープ
里芋汁

材料(2人分)
  • 里芋 ・・・ 80g
    皮を剥き厚めのスライス
  • かつお出汁 ・・・ 400㏄
  • 味噌 ・・・ 適量

作り方

  1. かつお出汁で里芋を煮て、味噌で味を調えます。

このレシピのポイント ・・・ かつお

このメニューの核となる食材は「かつお」です。
このセットメニューには「血を補う食材」がいくつも使われています。これに対しかつおは、俗にいう「精をつける作用」をもつ食材です。精とは「血の原料」となるもの。つまりより強力に血の力、筋の力を補う食材といえるでしょう。