医食同源薬膳レシピ

神経痛が気になる方のレシピ

冷えると神経痛が気になる・・・
主菜
羊肉の中華炒め

材料(2人分)
  • 羊肉 ・・・ 200g
    細切り
  • にんじん ・・・ 50g
    短冊切り
  • にんにくの芽 ・・・ 4本
    4cm幅に切る
  • いんげん ・・・ 4本
    4cmに斜め切り
  • パプリカ(赤) ・・・ 1/3個
    縦6等分に切る
  • エリンギ ・・・ 大1本(約75g)
    6等分に切る
  • 玉ねぎ ・・・ 1/4個
    くし形切り

<調味料>
  • 五香粉 ・・・ 小さじ1と1/2
  • 酒 ・・・ 大さじ1
  • オイスターソース ・・・ 大さじ2
  • しょうゆ ・・・ 大さじ1
  • 塩 ・・・ 少々
  • こしょう ・・・ 少々
  • ごま油 ・・・ 大さじ1

作り方 調理時間:20分

  1. 羊肉に酒、五香粉をなじませておく。
  2. 野菜をごま油で炒め、塩、こしょうで味を整えて、皿に取り出しておく。
  3. 羊肉を炒め、火が通ったら(2)の野菜を戻してサッと炒め合わせ、しょうゆ、オイスターソースをまわし入れる。

このレシピのポイント ・・・ にんにくの芽

このメニューの核となる食材は「にんにくの芽」です。
冷えると痛むタイプの「痛み」を治すには、「体を温め」さらに「痛い部位にある水を発散させる」必要があります。このメニューの中では「羊肉」が前者の作用を、「五香粉」が後者の作用を担当しています。しかし味のバランス上、「五香粉」を大量に使う訳には行きません。そこで登場するのが「にんにくの芽」。2つの作用を両方合わせもつ「強力な助っ人」として、まずは「羊肉」と一緒に体を温め、さらにその熱を「五香粉」と一緒に発散させてくれます。

主食
雑穀ごはん

材料(2人分)
  • 白米 ・・・ 2合
  • 雑穀 ・・・ 1包
    ※ 雑穀には、なるべく「玄米」「はだか麦」「たかきび」「はと麦」が入っているものをおすすめします。

作り方 調理時間:10分(ご飯を炊く時間を除く)

  1. 炊飯釜に洗った白米と雑穀を入れ、2合分の水加減にして炊く。
    ※ 雑穀に指定された水量があれば、それに従う。

このレシピのポイント ・・・ 雑穀

雑穀 イメージ

このメニューの核となる食材は「雑穀」です。
冷えると痛むタイプの「痛み」、その原因の1つは「患部に溜まっている水」です。水が溜まる原因は「冷え」ですが、ただ温めるだけでは「水の排除」に時間がかかります。そこでこのメニューの「雑穀」の「はだか麦」「たかきび」「はと麦」には、どれも利尿作用があります。できるだけ、これらが揃った雑穀米をお使いください。

副菜
エビとブロッコリーのピリ辛マヨ和え

材料(2人分)
  • エビ(中) ・・・ 8尾
    背ワタを取っておく
  • ブロッコリー ・・・ 1/2株
    小房に分ける
  • 酒 ・・・ 少々
  • 片栗粉 ・・・ 小さじ2
  • 塩 ・・・ 少々
  • こしょう ・・・ 少々

<調味料>
  • にんにくすりおろし ・・・ 小さじ1/2
  • コチュジャン ・・・ 大さじ1/2
  • マヨネーズ ・・・ 大さじ1と1/2
  • 豆乳 ・・・ 小さじ1/2

作り方 調理時間:20分

  1. エビは下処理をして酒をふっておく。
  2. ブロッコリーはゆでてざるにとり、冷ましておく。
  3. (1)のエビの水気をふきとり、片栗粉をまぶしてカリッと焼く。
  4. (3)がある程度冷めたらボウルに入れ、合わせた調味料を加えて(2)とともに和え、塩、こしょうで味を整える。

このレシピのポイント ・・・ コチュジャン

このメニューの核となる食材は「コチュジャン」です。
コチュジャンには「辛味で発散させる作用」「温める作用」をもつ唐辛子や味噌などが使われています。このメニューでは更に「にんにく」を加えて「温性」「発散力」ともに強めているとともに、「コチュジャン」に「マヨネーズ(鶏卵)・豆乳」を合わせ、強い熱や発散を抑える作用を生み出しています。

スープ
中華風コーンスープ

材料(2人分)
  • コーンクリーム缶 ・・・ 小缶(200g)
  • 鶏卵 ・・・ 1個
    黄身と白身にわけておく

<調味料>
  • 中華スープの素 ・・・ 小さじ1
  • 水 ・・・ 400cc
  • 塩 ・・・ 小さじ1/2
  • 片栗粉 ・・・ 小さじ2
  • パセリ ・・・ 適宜

作り方 調理時間:10分

  1. 鍋に水とスープの素を入れ、沸騰したらコーンクリーム缶と塩を入れる。
  2. 水溶き片栗粉を(1)の中に入れ、とろみがついたら、溶いた卵黄を入れて軽く混ぜる。
  3. (2)に泡だて器で軽く泡立てた卵白を混ぜながら流し込み、ふわっとしたら、火を止める。
  4. 器に注ぎ、パセリをちらす。

このレシピのポイント ・・・ とうもろこし

このメニューの核となる食材は「とうもろこし」です。
このスープの役割は、雑穀ごはんと同じ「利尿」です。雑穀ごはんでは「利尿作用をもつ数種類の雑穀」を使いましたが、スープでは「とうもろこし」で利尿をはかります。その効果を是非、試してみてください。また「とうもろこし」には、お通じを良くする作用もあります。