尿トラブルが気になる方のレシピ
尿のキレが悪く、出にくいのが気になる・・・
主菜
八宝土鍋煮込み
材料(2人分)
- やまいも ・・・ 100g
大きめの乱切り - にんじん ・・・ 中1/3本
3mm厚さの薄切り - 長なす ・・・ 1本
乱切り - 白菜 ・・・ 2枚〜3枚
5cm角ぐらい - 長ねぎ ・・・ 1/3本
短めの斜め切り - 豚レバー ・・・ 100g
一口大に切り、少量の牛乳に漬けた後、水分を取り、すりおろし生姜としょうゆで下味をつける - 海老(中) ・・・ 6尾
下処理をし、酒、塩少々でもみ、片栗粉をまぶす - いか ・・・ 80g
一口大に切り、酒、塩少々でもみ、片栗粉をまぶす - 緑豆春雨(乾燥) ・・・ 50g
水でもどし、食べやすい長さに切る - 卵 ・・・ 2個
好みの固さの茹で卵をつくる - 生姜 ・・・ 一かけ
みじん切り - にんにく ・・・ 一かけ
みじん切り - 細ねぎ ・・・ 適宜
小口切り
<調味料>
- ごま油 ・・・ 適量
- 揚げ油 ・・・ 適量
<スープ>
- 水 ・・・ 200cc
- チキンスープの素(顆粒) ・・・ 大さじ1/2
- しょうゆ ・・・ 少々
- 酒 ・・・ 大さじ1
- みりん ・・・ 小さじ2
- オイスターソース ・・・ 小さじ2
- 塩 ・・・ 適宜
- こしょう ・・・ 適宜
作り方 調理時間:40分
- やまいも、なすは素揚げし、豚レバーは片栗粉をつけて揚げておく。
- 鍋にごま油、にんにく、生姜を入れて加熱し、香りが出たら、長ねぎ、白菜、にんじんを加えて少し炒め、スープを入れて蓋をする。
- (2)が煮立ったら、(1)、海老、イカ、春雨、茹で卵を彩りよく入れ、弱火でさらに5〜10分ほど煮る。
- 最後に好みで細ねぎをちらす。
このレシピのポイント ・・・ 土鍋の食べ方そのもの
このメニューのポイントは「土鍋煮込み」という食べ方です。
冷えて尿トラブルのあるタイプの人の体は、たとえ夏でも「温める」必要があります。そこで、夏なのに「土鍋煮込み」を作ってみました。特に現代人は、夏でも「クーラー」「冷たい飲食物」など「体を冷やす邪気」にさらされ続けます。普通の人であっても、夏バテ解消に土鍋煮込みはおすすめです。ぜひ、アツアツで召し上がってください。
主食
くるみとハトムギの茶飯にぎり
材料(2人分)
- 白米 ・・・ 2合
- くるみ ・・・ 20〜25g
香ばしくなるくらいにオーブントースターでローストし、粗く刻む - はと麦 ・・・ 30g
よく洗い、1時間以上水につける
<調味料>
- しょうゆ ・・・ 大さじ1
- 酒 ・・・ 大さじ1
- 塩 ・・・ 小さじ1/4〜1/2
- 昆布 ・・・ 10cmのものを1枚
堅くしぼった濡れ布巾でふく - 海苔 ・・・ 1枚
おにぎりに合わせ、適当な大きさに切る
作り方 調理時間:50分(はと麦、米の漬けおき時間を除く)
- 米を研ぎ、30分ぐらい水に漬け置く。調味料、はと麦、くるみ、昆布を加え2合よりも少し多めの水加減にして炊く。
- おにぎりにし、海苔をそえる。
このレシピのポイント ・・・ 胡桃
このメニューの核となる食材は「胡桃(くるみ)」です。
くるみには「肺と腎を温める作用」があると紹介しましたが、中国医学では「肺と腎」は「水の代謝」と関わる臓です。つまり肺と腎を温めると水の代謝が良くなり、それは「正常な排尿」を支える力となってくれるのです。中でも「くるみの排尿を促す力」は強いと言われています。ここではさらに「ハトムギ」を合わせ、より作用を高めています。
副菜
大根とブロッコリーのマリネ
材料(2人分)
- 大根 ・・・ 100g
皮をむいてイチョウ切り、塩少々を振っておく - ブロッコリー ・・・ 60g
茹でておく
<調味料>
- 紅花油 ・・・ 大さじ1
※ 紅花油がない場合は、菜種油、一般的なサラダ油などでも代用可 - ごま油 ・・・ 大さじ1
- レモン汁 ・・・ 小さじ2
- 塩 ・・・ 少々
- 胡椒 ・・・ 少々
- ハチミツ ・・・ 小さじ1/3
- 粒マスタード ・・・ 小さじ1
作り方 調理時間:10分(和えた後の置き時間をのぞく)
- 大根は軽く塩をふり、少しおいてからキッチンペーパーなどでしぼり、水気を取り除く。
- (1)の大根とブロッコリーを調味料でよく和え、30分ほど置いてから器に盛る。
このレシピのポイント ・・・ ブロッコリー
このメニューの核となる食材は「ブロッコリー」です。
ブロッコリーには、排尿を支える「腎」を中心に「体全体」を強める作用があります。ただし中国医学は「ただ何かを強める・補う」という方法を嫌います。補ったものが停滞する恐れがあるからです。そこで停滞を防ぐために、たとえば「血を補ったら血を動かす」という薬の合わせ方をするのですが、ブロッコリーはこの「動かす作用」も同時にもっている食材です。つまり単独で「補いながら動かす」ことができる、とてもバランスのよい食材といえます。
デザート
赤ワインとぶどうの寒天ゼリー
材料(2人分)
- 粉寒天 ・・・ 小さじ1弱
- 赤ワイン ・・・ 130ml
- ぶどうジュース ・・・ 130ml
- 砂糖 ・・・ 大さじ1
- ぶどう(ピオーネ、巨峰など) ・・・ 16粒(約150g)
皮をむいて種を取り除いておく
作り方 調理時間:10分
- 小鍋に赤ワインを入れ、アルコールをとばす。
- (1)にぶどうジュース、砂糖、粉寒天を加え、火にかけながらよく煮溶かす。沸騰したら、吹きこぼれない程度の火にして、1〜2分ほど沸騰を続ける。
- 最後にぶどうを加えてさっと火を通し、あら熱をとってから型に入れ、冷やし固める。
※ 砂糖は、ぶどうジュースの甘さで加減する。
※ 粉寒天の分量・作り方は、その製品に応じて調整する。
このレシピのポイント ・・・ 赤ワイン
このメニューの核となる食材は「赤ワイン」です。。
このセットでは、最後のデザートにも「動かす作用」をもたせるため「赤ワイン」を使いました。相性バッチリの「ぶどう」と合わせた夏らしい1品です。