ストーリーから見つける
サロン現場の多様なニーズに応え、業界になくてはならない存在に。
クラシエプロフェッショナルは、商品を販売するだけでなく、技能習得・向上のための講習活動や認定制度の導入も行なっています。サロン向けの講習会の企画・運営や、アドバイザーやインストラクターの育成など、教育の分野に携わってきたIさんは、「お客さまの望みは何か」を第一に考えて活動しています。
- サロン
現場の声を聞き、日々の講習活動につなげる。
入社以来、15年以上にわたって、サロン向けの講習会を中心に活動してきたIさん。クラシエが認定したアドバイザーやインストラクターの人たちと共に、マイルドシェービングやお顔剃りエステ、ヘッドエステといったメニューの講習を実施しています。
「講習会では、施術の目的や技術工程をご説明した上で、デモンストレーションをして、相モデル実習を行います。商品の魅力や技術をお伝えするのはもちろん、お客さまにメニューを提案する仕掛けやリピートにつなげるための施策などの成功事例もご紹介して、スムーズに導入できるようにサポートしています」
Iさんが講習会で特に意識しているのは、商品を実際に使っていただくこと。参加者自身が体感することで、「商品を使うと肌の表面が滑らかになってシェービングしやすい」など、商品の魅力を実感する声が自然に上がってくると言います。
また、Iさんは講習会の場でお客さまと接するだけでなく、サロン現場に足を運ぶことも大切にしています。認定店の状況を把握する、商品の魅力を掘り下げる、といったテーマを設け、いくつかのサロンを訪れてリサーチする機会も作っているそうです。
「サロンを訪れると、『お客さまが施術を楽しみにしてくれているので、導入して良かった』といったうれしい反応をいただけることが多いです。他にも、『ローションマスクを行う間に次の段取りができて、仕事の効率が良くなった』というお声もありました」
現場の声に耳を傾け、その内容をフィードバックすることで、講習内容は常にアップデートされています。
「お客さまの望みは何か」を第一に考え、共に歩んでいく。
「せっかく時間を作って講習会に参加していただいているので、何か一つでも『来て良かった』と思ってもらえる内容にしたい。参加者の方が喜んでくださると私もうれしいですし、大きなやりがいを感じます」と笑顔で話すIさん。しかし時には、講習にあまり関心がないように見える参加者の方もいるそうです。そんな時はどのように接しているのでしょうか。
「反応が薄いと『どうしよう』と不安になりますが、落ち込むのではなく気持ちを切り替えて、そういう時こそしっかりと丁寧にコミュニケーションを取るようにしています。じっくりお話してみて、『この方はどんなことだったら興味があるのかな』と探っていくと、『今度はこんな講習がありますよ。良かったらまた来てくださいね』と新たな提案につなげられる場合もあります」
「お客さまの望みは何か」を考えて提案することが大切だと、Iさんは穏やかに語ります。
「今の時代、サロンさまのニーズは本当にさまざまですから、それぞれが求めていることにいかに対応できるかが重要です。多種多様な課題を解決するために、何かお役に立てたらという思いで、きめ細かな情報提供を心がけています」
ただ自社商品の魅力や技術を伝えるだけでなく、お客さま一人ひとりに寄り添いながら活動しているIさん。最後に、お客さまやサロン業界への思いをこんなふうに語ってくれました。
「クラシエはシェービング関連商品のイメージが強いですが、講習会を通じていろいろな商品を好きになってもらって、ぜひクラシエのファンになっていただけるとうれしいです。そして、自社商品を広めるだけではなく、業界全体が盛り上がるようにしっかりと貢献して、クラシエが業界になくてはならない存在になっていかねばと思っています」