今回のアンケートでも漢方薬について様々な質問などよせられましたがその中でも漢方薬の飲み方についても質問もたくさんありました。
そこで、そもそも漢方の服用のコツとは? クラシエ薬品の担当者がお答えします!!
―― Q. 漢方薬はある程度、飲み続けていないと効果が出にくい?
漢方薬は、“長く飲み続けないと効果が出にくい・・・”というイメージを持っている方もいるようですが、効果が早くでるものもあります。「葛根湯」などかぜの時に使用するものは、数日の服用で、効果が実感できる漢方薬です。
漢方薬は、症状やお体の状態などによって、異なりますので、添付文書などをお読みの上、医師又は薬剤師・登録販売者にご相談ください。
―― Q. 水で飲む?白湯で飲む?
服用の際、お茶やコーヒー、ジュースは薬の吸収に影響を与える可能性がありますので、水または白湯で服用することをおすすめしています。
からだをあたためる効果のある葛根湯や小青竜湯などは、コップ1杯程度の「お湯」または「白湯」での服用をおすすめします。
銀翹散や五虎湯は、コップ1杯程度の「水」での服用をおすすめします。水の量が少ないと薬剤が溶けるのに時間がかかります。また、「のどが痛い」場合は、薬剤を口に含みゆっくりとのどを通すと、症状の改善効果が早く現れると言われています。
―― Q. 香りや味が苦手です、錠剤やカプセルがあればいいと思うのだけれど…
クラシエの漢方薬は、処方によっては顆粒だけではなく「錠剤」の漢方薬、「液剤」の漢方薬も販売しております。
ホームページ内にも商品情報が記載されておりますので、ご参考ください。
―― Q. 子どもに漢方薬を飲ませるおすすめの方法などありますか?
薬局の蜂蜜を混ぜて溶かして服用させたり(但し、乳児の場合は蜂蜜で下痢をしやすいので避ける)、お湯に溶かして砂糖を少し加えて服用させたりします。薬局などでは、薬を服用させるためのゼリー状のオブラートも販売されています。
またクラシエでは、飲みやすさを考慮した小児用の葛根湯KIDS[第2類医薬品] を発売しております。「黒糖風味」で、お湯に溶かして飲むこともできます。
![葛根湯KIDS[第2類医薬品]について](image/vol36/topics/btn_01.gif)
―― Q. 副作用が不安です、副作用はあるのでしょうか?
漢方薬は一般的に穏やかな効き目のものが多いことから副作用が少ないと思われている方がいるようですが、どんな薬でも薬効があるのと同時に副作用があります。ご心配な場合、医師又は薬剤師・登録販売者にご相談ください。