この時期、日本ならではの風習では2月3日に「節分」がありますね。節分の日には、「鬼は外!福は内!」というかけ声と共に、豆まきをしている方もいるのでは?
メンバーの皆さんに、今年は豆まきをする予定があるかお聞きしたところ、約半数が「する」という結果に。一方、小学生以下のお子さんがいる方ではなんと、8割近くの方が豆まきをする予定とのことです!多くの方が親子で豆まきを楽しんでいるのですね。
そして、豆まきのときの豆には「大豆」を使う人が6割いらっしゃる一方で、地域別に見ると、東北や北海道の地域では「落花生」が多いようでした!
また、食べる豆の数では「好きなだけ・適当」と「年齢の数だけ」がそれぞれ4割で同率1位でした。年を重ねていくと、数え年分の量を食べきれなかったり数えるのが面倒だったり・・・という方もいるかもしれません。
回答の中で、地域による違いがあったのが「年の数だけ+1個」。自分の年齢に1個加えて食べる地域を比較してみると、近畿地方が最も多かったです。一口に「節分」といっても豆の種類や食べる数にも違いがあって興味深いですね♪
子どものとき、家族や学校、近所の人たちと節分に豆まきをしていたけれど、実はそれが「地域ならではの過ごし方だった!」なんてこともあるかもしれません!メンバーの出身地や現在お住まいの地域ならではの節分の風習をご紹介!
- 実家では、ヒイラギにいわしの頭、太巻きを恵方を向いてまるかぶり。母の実家は滋賀なのですが、子供のころからしていたそうです。[大阪府 40代 女性]
- 数え年の数だけ大豆を包んでおひねりにし、玄関から家を出る。返ってくるまで、無言。家を出て、最初の四つ辻を曲がるとき、角に落とす。決して振り返ってはならない。厄払いの一つと思われる。[山口県 50代 女性]
- 栃木県は節分に「しもつかれ」という酒粕で鮭の頭や大根等を煮混んだものを食べます。作る時は鬼おろしというものを使います。おいしいから鬼も手伝うほどだから、鬼おろしというそうです。ただ、苦手な人も多く、私も食べられません。以前は節分の時の給食に出たらしいのですが、クラスでも食べる子は2・3人だということで、今は違うメニューになったそうです。[群馬県 30代 女性]
- 「なた餅」という風習があります。厄年の時には、一升のお餅を作り年齢分のお餅を作り、半紙に包んで、それを近くの四つ角に置き、振り返らずに誰にも会わないで帰ってくるというものです。厄を他の人に拾ってもらうという事らしいです。遠州~三河地方にしか無い風習らしく、お餅の一升は人の一生とかけられているとのことです。[静岡県 40代 女性]
- 特に変わった風習はありませんが、こちらの地方では落花生をまきます。子供のころ、テレビなどで煎った大豆をまくのを見て食べたこともなかったので、なんとなくあこがれていました。[秋田県 40代 女性]
- 私の住む地域のすぐそばは、豆まきをしません。それは、昔、鬼が出て鬼退治をしたので、鬼をはらう豆まきの風習が無いのです。[静岡県 50代 女性]
鰯の頭と柊を用意したり、地域独自の料理をしたり、はたまた「やらないのが風習!」という地域もあり、興味深いですね♪
最近は節分の季節になると、スーパーやコンビニなどで鬼のお面やお豆に加えて、太巻き寿司を見かけることも多くなったのでは?
今度の節分に太巻き寿司を食べる予定があるかメンバーの皆さんにお聞きしたところ、半数以上が「食べる」という結果に。
節分に太巻き寿司を食べることが小さいころから習慣としてあったのでしょうか。皆さんが育った地域での状況を確認したところ、なんと「なかった」人が7割近くでした!一方、太巻きを食べる習慣があった3割強のメンバーは近畿地方で育っている方が多いということがわかりました。
用意するときは「スーパー」で買う人が約6割と圧倒的!次いで「手作りする」という声が多かったです。自分好みの具材でアレンジした太巻き寿司なら、話さずに黙々とおいしく食べきることもできるかもしれませんね!また、それ以外では「お寿司屋さんで」という人もいましたよ。