お子様の花粉症の緩和に 抹茶粥 最終更新日 2017年09月25日

抹茶粥

momo

花粉症のお子様のために、抗アレルギー効果が期待できる抹茶を使ったお粥です。抹茶の良い香りが楽しめるうえに、リラックス効果もあります。お粥なら抹茶に含まれるカフェインもごく少量。決め手に塩昆布を加えることで、日本人に馴染みのある優しい塩味に仕上がり、食欲のないお子様にも食べやすくなります。

材料(1人分)

  • ごはん1膳分
  • だし汁300ml
  • 抹茶小さじ1
    (水…大さじ1で溶く)
  • 少々
  • みりん小さじ1
  • 塩昆布大さじ1
  • 菊の花適宜

作り方

  1. 鍋にごはんとだし汁を入れ、弱火で10分ほど煮てお粥を作る。
  2. 水で溶いた抹茶、塩、みりんを入れる。
    そこに塩昆布の分量の半分を刻んで加え、まぜる。
  3. 器にもりつけ、残り半分の塩昆布と菊の花を飾る。

飾り付けのポイント

飾り付けのポイント抹茶の色が渋めなので、今回は洋風の器に盛りました。塩昆布を盛り付けた上に、中心から菊の花びらを並べることで、花が咲いたように華やかなお粥に。また菊の花の別名は「延寿客」で、寿命を延ばす効果があるとされ、また熱が出たり、のどの痛みが気になる時に摂るといいと言われています。

薬膳のポイント…抹茶

上質の茶葉を全て摂り込める抹茶は、
からだにいい成分を最大限に摂ることができます。
元々の緑茶にはカテキンやフラボノール類をはじめ、
食物繊維、たんぱく質、脂質、クロロフィル、
様々なビタミンやミネラルが含まれ、
健康効果が高いとされています。
さらに、熱を収める効果や
抗アレルギー効果が期待できます。

〈文章・料理監修〉
薬膳料理研究家 谷口ももよさん

薬膳料理研究家、東洋美食薬膳協会代表理事、全日本薬膳食医情報協会常任理事。薬膳料理教室「Salon de Maman(サロンドママン)」主宰。「健康は日々の食卓から」と「美食同源」をテーマに、身近な食材で簡単で美味しい薬膳レシピの提案。2015年、料理本のアカデミー賞といわれるグルマン世界料理本大賞にて、『身近な10の食材で始める薬膳ビューティレシピ』が健康料理部門にてグランプリを受賞。2017年も、著書『ベジ薬膳』がグルマン世界料理本大賞・ダイエット料理部門でグランプリを受賞する。

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