暑さが続く夏、胃腸を疲れさせない
『スパイス煮卵&コーンそぼろごはん』
栄養価が高く気血を補う鶏卵は、夏の疲労回復にピッタリ。消化吸収を助ける花椒とあわせて代謝をスムーズにします。とうもろこしは胃腸の気を補いますし、ヒゲを使うことでからだに溜まった余分な湿気を排出して、重だるさを解消します。
RECIPE MOVIE
※調理時間:約15分(炊飯時間、煮卵のつけ置き時間を除く)
鍋にたっぷりの湯を沸騰させ、冷蔵庫から出してすぐの卵を1個お玉にのせ、鍋にそっと入れる。同じようにもう1個熱湯に入れる。
6分たったらすぐ冷水にとり、殻をむく。
唐辛子を輪切りにする。
唐辛子とオイスターソース、酢、花椒をポリ袋に入れる。
殻を剥いた卵を加えて全体になじませ20分以上置く(漬け汁の残りは、コーンそぼろで使用するため取っておく)。このスパイス煮卵は、冷蔵庫で3日保存可能。
とうもろこしの実を削ぎ落とす。
とうもろこしのヒゲは、茶色の部分を除き、細かく刻む。
スパイス煮卵で残した漬け汁を小鍋に入れて火をつける。
豚ミンチ、とうもろこしの実とヒゲを入れて、汁気がなくなるまで煮る。
皿に茶碗1杯分程度のごはんを盛り、その上にコーンそぼろとスパイス煮卵をのせる。
POINT
スパイス煮卵を作った時に残った漬けだれでコーンそぼろを作れば、漬けだれが無駄になりません。
PROFILE
薬膳料理研究家、管理栄養士。スーパーでそろう食材だけでつくる薬膳料理教室を2002年より開講。主婦目線のリアルなレシピで、テレビや講演なども行いながら、飲食店や福祉施設などへの献立やレシピ提供、鍼灸院にて食事相談も行っている。著書は「ナチュラル薬膳~スーパーでそろう食材だけでつくるがんばらないわたしの薬膳レシピ」、「おうち薬膳〜かんたん、おいしい、きれいになる」などがある。