社長年頭挨拶(要旨)
2018年 迎春。
長年に亘り当社を率いてきた石橋前社長からバトンを受け継ぎ、今年1月1日付でクラシエホールディングスの代表取締役社長執行役員に就任しました。その責任の重さに身の引き締まる思いではありますが、クラシエグループ発展のため、全力を尽くす所存です。
さて、昨年は、「クラシエ」への社名変更から10年という節目の年となりました。この10年、当社は推し進めた多くの構造改革により、旧態依然の体質から転換し、大きくその姿を変えてきました。しかし、これからの10年は今までのステージとは違う改革が求められます。
国内においては少子超高齢化、消費増税後の需要減や、2020年に開催される東京オリンピック・パラリンピック後の景気後退も予想される中、いかなる環境でも対応可能で強固な事業体をつくることが私に課せられた使命と考えています。今年はこれからの新しい10年に向かって、社員一人ひとりが推進者となり、クラシエをどう成長させるのかを必死で考える一年にしたいと思います。
1.「新中期経営計画スタートの年」
今年度より新中期経営計画がスタートします。その基本方針は、(1)クラシエとしての企業イメージの醸成、(2)適切かつ継続的な利益成長、(3)新しい企業価値の創出です。そして、収益構造の強化、新ビジョンの浸透、次世代の人材育成を進めながら、成長のスピードを加速させていきます。
2.「圧倒的な当事者意識」を持て!
これから私たちは、あらゆる面で「自立」しなければなりません。そのためには、社員一人ひとりが自ら考え行動できる会社にしていくことが必要です。困難に直面したとき、出来る方法を自ら見つけ出し、道を切り開いていく強い社員になっていただきたい。これからのクラシエに一番必要なのは、当事者意識です。それも「圧倒的な当事者意識」です。“会社が何かしてくれる”のを待つ傍観者的な考えは一切捨てて下さい。「私は会社をこう変えたい」、「そのために私はこうしたい」という考えを一人ひとりがしっかりと持ち、全員が「圧倒的な当事者意識」を持ってそれぞれの仕事に向き合ってください。全員がこの意識を強く持ち、課題を見出し、解決することに喜びを持ってほしいのです。
「圧倒的な当事者意識」なくして、クラシエの未来はありません。課題発見や解決に当たり、考え抜いて、やり抜いて、夢中になって取り組んでください。失敗を恐れず、ガムシャラに挑戦して欲しいと思います。
3.「世界を夢中にする100年企業へ」
私たち一人ひとりは天才ではなく、個人で出来ることは限られています。1つの部署、部門、会社でもそれぞれ出来ることは限られています。自分たちの力は取るに足らないものであるなら、他の部署や他事業、あるいは外部の力を活用し結び付き、その中で自分たちを高め、磨き上げることはいくらでも可能です。固定観念を捨て去り、たくさんの新しい関係を創造する。他と接することは、その知見を得るだけでなく、自分を高める修行の場や刺激の場にもなります。そして、異分野の技術、異なる製品、異次元のシーン、キャリアの違う人材がつながることで、未知との遭遇や新たな価値と発想が生まれるのです。変化を楽しみ、世界を夢中にさせてやりましょう。そして、一生に影響する仕事をしましょう。
クラシエはこれからが面白くなります。
クラシエホールディングス株式会社
代表取締役社長 岩倉昌弘
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