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<働く女性の“プレゼンティーズム”に関する調査を実施>約4割の女性が不調を感じながら仕事をしていると回答
~そのうち6割以上は「仕事に支障が出ている」という結果に~

漢方薬を中心とした一般用医薬品と医療用医薬品を販売するクラシエ薬品株式会社では、働き世代の女性が抱える不調の実態を探ることを目的に、20代~60代の女性を対象とした「働く女性のプレゼンティーズムに関する意識調査」を実施しました。

 当社では、これまで半世紀以上にわたって、女性の多種多様な悩みに寄り添った漢方薬を提供してきました。女性特有の疾患に対応する漢方薬の需要は増加傾向にあり、近年、市場が拡大する“フェムケア”カテゴリーについても、当社の注力テーマの一つとして捉えています。そこで今回は、働く女性の“プレゼンティーズム”に着目し、調査を実施しました。


 “プレゼンティーズム”とは、男女を問わず欠勤にはいたっていないものの何らかの健康問題によって業務効率が落ちている状況のことを指します。不調を抱えながらも出社はしているため、企業にとっては「可視化されづらい損失」とも言われています。経済産業省の調査※では、女性特有の月経随伴症状による労働損失は4,911億円にも及ぶと試算されています。

※経済産業省 ヘルスケア産業課「健康経営における女性の健康の取り組みについて」より


  • 「働く女性のプレゼンティーズムに関する意識調査」サマリー

働く女性の約4割が、月に1回以上は体調不良を抱えながら仕事をしていると回答

頭痛や疲れ・だるさだけでなく“女性特有の症状”も仕事に影響

5割以上が不調を抱えながら仕事をすると「集中力が続かない」と回答

仕事への影響を感じやすいのは20代~30代という傾向も

休暇の取得しやすさ:責任世代になるほど職場が「休みづらい」と回答



<「働く女性のプレゼンティーズムに関する意識調査」トピックス紹介>

● 働く女性の約4割が、月に1回以上は体調不良を抱えながら仕事をしていると回答

 20代~60代の働く女性に、体調不良を抱えながら仕事をしなければならない状況(=プレゼンティーズム)があるか尋ねたところ、41%の方が「月に1回」以上の頻度であると回答しました。また、プレゼンティーズムに該当する方の内、仕事に影響が出ていると答えた方は64%にも及ぶ結果となりました。


Q.あなたは普段、体調不良を抱えながら仕事をしなければならない状況はありますか。ある方はどのくらいの頻度で起きているかをお答えください。



Q.体調不良を感じながらも仕事をしなければならない状況があるとお答えになった方にお伺いします。そのような状況でお仕事をされる際、集中力がきれたり生産性が落ちてしまう等の影響は出ていますか。あてはまるものをお選びください。


● 頭痛や疲れ・だるさだけでなく“女性特有の症状”も仕事に影響

 仕事に影響が出ていると答えた方に対し、具体的にどのような症状が原因か尋ねたところ、「頭痛」「疲れ・だるさ」に次いで、女性特有の症状である「月経痛や月経不順」が上位に入る結果となりました。


Q.具体的に、どのような症状が原因で、仕事に影響が出ていますか。それぞれについてあてはまるものをお選びください。


 5割以上が不調を抱えながら仕事をすると「集中力が続かない」と回答

               仕事への影響を感じやすいのは20代~30代という傾向も

 仕事に影響が出ていると答えた方に対し、具体的に生じている困りごとについて尋ねたところ、「集中力が続かない」(56.3%)がトップとなり、次いで「業務効率が低下する」(54.8%)が続きました。また、この結果を年代別に見たところ、特に20代~30代の若年層の方が、仕事への影響を感じやすい傾向にあることも分かりました。


Q.体調不良を抱えながら仕事をしていて、具体的にどのようなことで困っていますか。それぞれについて、あてはまるものを全てお選びください。(いくつでも)


● 休暇の取得しやすさ:責任世代になるほど職場が「休みづらい」と回答

 職場での休暇の取得しやすさについて尋ねたところ、「休暇を取得しやすい」「どちらかというと休暇を取得しやすい」と答えた方の合計は48%に上りました。約半数の方が休みを取りやすい環境で働いているのに対し、「休暇を取得しづらい」「どちらかというと休暇を取得しづらい」と答えた方は合計33%に上り、職場環境に差があることも分かります。


 また、会社で重要な役職を任されやすい40代~50代は、20代~30代の若年層と比べると「休暇を取得しやすい」と答えた割合が低く、責任世代になるほど休暇を取得しづらいと感じる傾向にあることも分かりました。


Q.体調がよくない時に、あなたは会社を休むことができていますか。あなたの職場先の環境としてあてはまるものをお選びください。



● 「眠くなりやすいから」という理由で服薬を避ける傾向も

 仕事に影響が出る症状に対して、どのような対処を行っているか尋ねたところ、「休養・マッサージ等」に次いで「薬の服用」が2番目に多い結果となりました。一方で、「薬の服用」と回答しなかった方にその理由を聞くと、最も多かったのが「眠くなりやすいから」(25.7%)で、働く女性の中には眠くなるという理由で服薬を避ける方が、一定数いることが分かりました。漢方薬には眠くなる成分が含まれておらず、業務中も安心して服用できることから、働く女性と漢方薬との相性の良さが感じられる結果となりました。


Q.仕事に最も影響が出る症状に対してあなたが行っている対処方法をそれぞれお選びください。【現在実践しているもの(いくつでも)】


Q.仕事中においては「医師が処方した薬」や「市販薬(西洋薬)」「市販薬(漢方薬)」を服用しないとお答えになりましたが、その理由としてあてはまるものをお選びください。

<調査概要> 

○実施時期:2023年11月1日(水)~11月7日(火)

○調査手法:インターネット調査

○調査対象:調査①全国の20~64歳の女性10,000人(年代別の人口構成比に合わせて回収)

調査②体調不良を抱えながら働く上で、仕事に影響が出ている女性1,534人(うち重症の方504

サンプル、中等症の方515サンプル、軽症の方515サンプル)

○調査委託先:株式会社 H.M.マーケティングリサーチ

※構成比(%)は小数第2位以下を四捨五入しているため、合計が100%にならない場合があります。



■クラシエ薬品について

クラシエ薬品は漢方のプロフェッショナルとして、半世紀以上にわたり日本に暮らす人々の健康で豊かな暮らしをサポートしてきました。漢方薬を中心に一般用医薬品から医療用医薬品まで自社一貫体制の下で幅広く提供しています。

近年、健康の価値や暮らしのあり方が大きく変化している社会の状況を受けて、クラシエ薬品は漢方事業における医療用分野と一般用分野の連携を強め、「クラシエの漢方」として事業一体で漢方薬を通じた健康価値の提供を高めていくことに挑戦していきます。

漢方を通じて、日本に暮らす人々が自らの健康を総合的に見つめ、理想とする健康的な暮らしをつくることをサポートしていきます。


本リリースに関するお問い合わせ

  • <お問い合わせ先> クラシエ株式会社
    コーポレートコミュニケーション部
    (広報/PR 代表)080‐7642‐9073
    月曜日~金曜日 10:00~17:00 (祝日・弊社休業日を除く)
  • <お客様からのお問い合わせ先> クラシエ薬品株式会社
    お客様相談センター
    03-5446-3334 月曜日~金曜日 10:00~17:00 (祝日・弊社休業日を除く)
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