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ウイルスに負けない生活習慣|医師がすすめる紅茶ポリフェノールの活用法

毎日最高のコンディションで過ごすために、家族みんなで実践したいウイルスを寄せ付けない生活習慣を、医師の石原新菜さんが伝授。昼と夜の過ごし方を教えてもらった。

鍋料理で体を温め免疫力を落とさない

ウイルスに負けない生活習慣を教えてくれたのは、医師の石原新菜さん。

「体を温めて免疫力を落とさないことがいちばん。いろんな栄養が一度に摂れて温まる鍋は、毎日食べてもいいくらい(笑い)。

また、唾液に含まれるIgA抗体には、ウイルスの侵入を防ぐ働きがあるので、よく噛んで唾液を出すことも大事。就寝時には湯たんぽで足元を温めるなど、リラックスして眠れる環境を」(石原さん)

昼は紅茶ポリフェノールでウイルスに克つ!

毎日飲んでる人も多いであろう紅茶。実はインフルエンザを撃退する力を持っているという。

★紅茶ポリフェノールでウイルスを無力化する「インフルエンザウイルスの表面にはスパイクという突起物があり、これで体内に侵入。紅茶ポリフェノールは、スパイクを無力化することがわかっています」(石原さん)

★出がらし紅茶にも効果あり!「毎日紅茶を飲むほど、発病率を抑えられることもわかっています。しかも、2杯目、3杯目の薄い紅茶(普通に飲むときの1/10の濃度)でも、スパイクを無力化する力は十分残っているのです」(石原さん)

夜は湯船で粘膜を保湿してウイルスを寄せ付けない

「5分でも湯船に入って、芯から体を温めましょう。寝る前のスマホは厳禁!」(石原さん・以下同)

★お風呂は必ず湯船に…蒸気で粘膜を保湿「体が温まると、免疫細胞の7割が集まっているといわれる腸の働きが高まります。さらに、蒸気が鼻から気道の粘膜を保湿。表面の線毛の動きを活性化し、ウイルスの侵入を抑えます」

★眠れなくても目を閉じて脳を休ませる「寝付けないときこそ、スマホはNG!ますます目が冴えてしまうことに。目を閉じるだけで、目から入る大量の情報を遮断できるので、眠りに落ちていなくても脳は十分に休息できます」

教えてくれた人

石原新菜さん/医師
イシハラクリニック副院長。主に漢方医学、自然療法、食事療法による治療にあたるかたわら、親しみやすい人柄で、メディアでも活躍。

※女性セブン2021年1月28日号

この記事は、小学館『介護ポストセブン』(初出日:2020年2月2日)より、アマナのパブリッシャーネットワークを通じてライセンスされたものです。ライセンスに関するお問い合わせは、licensed_content@amana.jpにお願いいたします。

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