疲れ
公開日:2018年08月01日最終更新日:2019年08月01日
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目次
あなたの疲れのタイプをチェック!
「疲れ」「痛み」「発熱」は、体からの3大アラームといわれます。これらがなければ、人はいくらでも働いたり遊んだりできるかもしれませんが、体は深刻な状態になってしまうでしょう。「疲れ」は、「痛み」や「発熱」に比べて、見逃したりがまんしたりしがちです。何の対処もせずに放っておくと、疲れはどんどん蓄積されていき、回復にも時間がかかるようになります。漢方では疲れを、体を動かすエネルギーの問題ととらえ、足りないものを補って改善していきます。
漢方では、さまざまな症状がつながっていると考え、いくつかの側面からタイプを判断します。まずはあなたの疲れのタイプをチェックしてみましょう。よりチェックの多いほうがあなたにおすすめの処方です。チェックが同じ数の場合は、一番気になる症状があるものを選んでください。
動くと疲れるタイプ
こんな症状に心当たりはありませんか?
疲労倦怠、食欲不振の方におすすめする漢方処方
補中益気湯(ほちゅうえっきとう)
体力虚弱で、元気がなく、胃腸のはたらきが衰えて、疲れやすいものの次の諸症:虚弱体質、疲労倦怠、病後・術後の衰弱、食欲不振、ねあせ、感冒
一般的に「疲れ」に使われる漢方薬
「補中益気湯」の解説を見る
疲れの原因は?
疲れとは?
疲れは、休息や睡眠によって回復できる一時的なものと、なかなか回復できない慢性的なものがあります。主な原因としては、「睡眠不足」「ストレス」「栄養不足」「病気」などが挙げられます。睡眠は、体や大脳の疲れをとる最も有効な手段ですが、十分な時間がとれなかったり、質が悪かったりすると、疲れが蓄積していきます。
ストレスには、肉体的なものと精神的なものがありますが、どちらもストレスの環境下にあると、疲れを感じるようになってきます。また片寄った食事や栄養バランスの乱れにより、疲れを回復する栄養素を得られず、疲れを長引かせることがあります。病気の影響や、薬による副作用で疲れやだるさを感じることがあります。たとえば、風邪やインフルエンザにかかると、体の免疫機能がはたらき、疲労感やだるさを感じるときがあります。また。貧血や更年期障害などでも疲れを感じるときがあります。ところが、体は疲れているのに、疲れを感じにくいときもあります。たとえば、大好きなスポーツに打ち込んだり、気心の知れた友達と夜通し遊んだり、といったような場合です。
逆に、体は大して疲れていなくても、大嫌いな作業をしたり、気の合わない人とがまんして話したり、といったときにはどっと疲れを感じます。
疲れは、体と心の密接なつながりによって左右されがちなもの。疲れを感じれば対策をとれますが、“遊び疲れ”といったような、感じにくい疲れは放っておかれがちです。
疲れを放っておくとどうなる?
疲れを放置したままでいると、脳から体を休ませようとする信号が出るので、集中力や思考力が低下し、パフォーマンスが落ちてしまいます。疲労感によるQOLの低下はもちろん、無気力になってしまったり、また免疫機能が低下してしまうということも。日々、睡眠や休息を意識してとり、規則正しい生活リズムを維持し、栄養バランスのよい食事をとりましょう。こうしたことで解消する疲れもありますが、とれない場合は要注意。半年以上続くような疲れには、別の不調が隠れていることもあります。その際は医療機関などで相談されることをおすすめします。
やる気、元気、陽気など、「気」にまつわる言葉が、身の回りにはたくさんあります。ふだん何気なく使っている言葉ですが、実は疲れはこうした「気」のはたらきと密接に関係しています。漢方では「気」は目に見えない小さな物質で、私たちの体を支えるエネルギー物質としての役目を担っていると考えられています。
一般的に「疲れ」に使われる漢方薬
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