BEAUTY
マスク生活とニキビ・肌あれ
コラム
HADABI COLUMN
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マスク生活とニキビ・肌あれ
マスクの内側では何が起きているの?
『長時間マスクを着用する生活』が当たり前になった今、「何だかお肌の調子が悪い・・・」と感じている人が増えているようです。マスクを着用することで肌に負担をかけていることは想像できますが、マスクの内側では一体何が起きているのでしょうか。
・摩擦
マスクを着けたり外したり、ずれを直したりする際、マスクの繊維と肌がこすれることで、角質層を傷つけてしまいます。角質層の乱れは肌のバリア機能の低下につながり、少しの刺激で肌あれが起きやすい状態に。表情を変えるなどの何気ない動作でも、マスクとの間では摩擦が生じているので要注意です。
・過度な保湿(蒸れ)
マスクを着用していると、マスク内の湿度が高くなります。肌にとって保湿は大切ですが、保湿し過ぎもよくありません。過度な保湿状態になると、角質層が水を含んで膨らむことにより、逆に肌のバリア機能を低下させてしまいます。また、湿度が高いことで皮脂の分泌量が増える一方で、マスクを外した時には、あっという間に水分が蒸散して肌が乾燥してしまい、肌あれを引き起こしやすくなります。
・皮膚常在菌のバランスの崩れ
高温多湿になりがちなマスクの内側では、皮膚常在菌のバランスが崩れやすい環境です。当社研究所の試験でも、マスク着用前と後では、皮膚常在菌であるアクネ菌の割合が増加する傾向が確認できており、マスクの着用はニキビができやすい環境に肌を置いているのです。
マスク生活が原因のニキビや肌あれを予防するには?
マスクを長時間着用する生活の中で、肌を守り、ニキビや肌あれを予防するには、基本のスキンケアを心がけることが大切です。
・肌を清潔に保つ
朝晩の洗顔はやさしく丁寧に。メイクをしている場合は、まずクレンジング料できちんと落とします。それから、洗顔料をよく泡立てて、“泡のクッション”で汚れを包み込みながらやさしく丁寧に洗顔しましょう。顔を拭くときもタオルはそっと押し当ててこすらないようにしてください。
日中は必要以上に顔を触らないように注意。メイク直しなどで顔に触れる前には必ず手を洗うようにしましょう。また、マスク内で汗をかいてしまった時は、清潔なティッシュなどでこまめに拭き取りましょう。
・こまめに保湿する
マスクによるこすれや着脱時の温度・湿度の変化により、肌は乾燥しやすくなっています。マスクを外すタイミングで化粧水や美容液などで保湿するのも効果的です。
マスク生活では、肌の状態は乱れやすい環境にあります。肌を清潔に保ちながらしっかり保湿ケアを行って、肌のバリア機能を整えておくことが重要です。基本的なスキンケアを徹底したうえで、殺菌成分や肌あれ防止成分を配合した商品を取り入れてみるのもおすすめです。
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