よく聞く「大人にきび」と「思春期にきび」。
2つのにきびの違い、具体的にご存知ですか? 実はこんな違いがあるんです。

◆思春期にきび ・・・ 10 代の頃にできるにきび

<原因>		過剰な皮脂の分泌による毛穴詰まりが主な原因。
<発生しやすい箇所>		皮脂が分泌されやすいTゾーンに、にきびができます。

◆大人にきび ・・・ 20 代以降にできるにきび

<原因>		ターンオーバーの乱れで、古い角質の毛穴詰まりが主な原因。
<発生しやすい箇所>		頬や口周り、アゴなど、乾燥しやすい部分に、にきびができる傾向があります。

共通していえるのは、睡眠不足やストレスが大敵であること。 ターンオーバーが行われるのは睡眠中。
そのため健やかな肌に質の良い眠りは欠かせません。
またストレスに対抗するために男性ホルモンが働き、皮脂の分泌が促されます。
さらに男性ホルモンが増えると角質が厚くなり、毛穴が狭くなるので毛穴が詰まりやすくなるのです。
「大人にきび」でも「思春期にきび」でも悪化すると、後々にきび痕になったり、シミの原因になったりしてしまいます。
にきびのできにくい健康な肌でいるためには、正常なターンオーバーの維持と皮脂量の調節が大切です。
「そのうち治る」と油断せず、早い段階からしっかりケアをしていきましょう。 ※大人にきび …思春期にきび以外のにきび