いぼ(イボ)は皮膚から盛り上がっている小さな「できもの」の
一般総称で、皮膚の良性腫瘍の一種を指します。
漢字では「疣」、医学用語では疣贅(ゆうぜい)と呼ばれます。
見栄えが悪いと気にする人が多いいぼ(イボ)ですが、
実は非常に一般的な皮膚病で、実に30代以上の女性の約3人に1人が
いぼ(イボ)を経験しています。
そんなたくさんの人が経験するいぼ(イボ)ですが、
具体的な原因や対処法を知っている人は多くないようです。
正しい知識を身につけ、なめらかな肌を目指しましょう。
いぼ(イボ)ができる過程には、肌の新陳代謝が関係しています。
肌は日々新しい細胞が生まれ、古い角質を押し出します。
正常な肌は約28日で生まれ変わるといわれ、この新陳代謝を「ターンオーバー」と呼びます。
しかし、紫外線や乾燥、睡眠不足や不摂生などによりターンオーバーが低下すると、
肌は古い角質を排出できず、いぼ(イボ)となるのです。
<健康な状態の肌>
<いぼ(イボ)ができた状態の肌>
ターンオーバーが低下すると、
古い角質を押し出すことができず、肌表面に残り、
いぼ(イボ)の原因になってしまいます。
いぼ(イボ)は全身のあらゆる箇所にできる可能性があります。
そしていぼ(イボ)には種類があり、
その種類によって発生しやすい体の場所に傾向があります。
あなたのいぼ(イボ)がある場所から、どんな原因と対処法があるかを見てみましょう。