経営機構改革

経営機構改革の目的

クラシエグループは、VUCAの時代、不確実性レベルが高まる2030年代以降における、ビジネス環境の激変を乗り越え、これに適合するには従来の延長線上のグループ運営体制では困難であると判断し、メーカー機能を軸に1社に統合再編、「クラシエ株式会社」を発足する経営機構改革を実施いたしました。人材や情報・インフラ等のリソースを共有・再配分することで、一層の企業運営の最適化を講じながら、成長し続ける組織への変革に取り組みます。経営機構改革を通じて、「世界を夢中にする100年企業」を目指してグループ本来の綜合力を発揮する「クラシエの綜合化」を実現させ、自然と調和した「医食美・快適」の領域で新たな価値創造やイノベーションの創出を図り、お客様・患者様への提供価値を高めていきます。

経営機構改革の内容

クラシエ株式会社は2023年10月1日を効力発生日として、クラシエホームプロダクツ株式会社、クラシエ製薬株式会社、クラシエフーズ株式会社の吸収合併を行うとともに、クラシエホールディングスの商号を変更し、「クラシエ株式会社」(英文表記:Kracie, Ltd.)として発足いたしました。なお、クラシエホームプロダクツ販売株式会社、クラシエ薬品株式会社、クラシエフーズ販売株式会社、青島華鐘製薬有限公司、威海華鐘製薬有限公司、韓国クラシエ薬品株式会社は、「クラシエ株式会社」の完全子会社として、セキセイT&C株式会社はミヨシ油脂株式会社との合弁会社として、引き続きクラシエグループの一翼を担っています。

新組織体制の概要

「クラシエの綜合化」を実現するために、以下の基本指針に基づき新組織を編成いたしました。

  1. 3事業会社を三つの事業カンパニー(ホームプロダクツ、薬品、フーズ)に再編、スタッフ部門を集約統合したコーポレートに加え、研究・生産技術・品質保証部門のそれぞれを統括する三つの機能統括本部で構成する。
  2. 各事業カンパニーは、全社で承認された事業方針・戦略に基づき、事業カンパニーにおける業務執行権限と責任が委譲される。事業カンパニーはグループ全体最適の観点に立ち、持続的成長と安定した収益構造の実現に向けた事業運営を行う。
  3. 各機能統括本部は、研究・生産技術・品質保証に関する全社の資源を統括管理する権限と責任が委譲される。また、カンパニー毎にそれぞれの機能を担う組織を傘下に設置するマトリックス型運営とし、事業カンパニーとの密な連携体制の下、事業カンパニーにおける機能戦略方針の策定を担い、その業務を遂行する。
  4. スタッフ部門はコーポレートに機能を集約、業務の効率化・高度化・システム最適化等に加え、人材の次世代化を図る(各カンパニーには事業戦略機能を担うスタッフ部門を配置)。また、コーポレート・ガバナンス体制の再構築やリスクマネジメント体制の強化を推進する。
  5. 医・食・美の融合と新領域「快適」の創造を担う新規ビジネス部門の新設や、海外ビジネスの推進部門の新設も視野に入れ、新たな価値創造に取り組み、成長を加速させる組織体制の強化を引き続き図る。

新組織体制図

コーポレート・ガバナンスの体制

クラシエグループは、コーポレート・ガバナンスを持続的な成長と企業価値向上を実現するための重要な経営基盤と位置づけています。経営機構改革を通じて、すべてのステークホルダーと共生するために不可欠な経営課題を多面的に協議し、意思決定の迅速化を図る業務執行体制づくりを進めています。また、企業を取り巻く環境・社会経済情勢の変化に対処しつつ、経営の透明性・公平性を高め、健全な経営を遂行するために、コーポレート・ガバナンス体制の強化・充実に継続的に取り組みます。

コーポレートガバナンス体制図

内部統制システムの整備に関する基本方針

クラシエグループは、企業理念にかなった企業活動を通じ、持続的な成長と企業価値の向上を実現します。クラシエ株式会社(以下、当社)はこのための企業基盤を構築すべく、会社法及び会社法施行規則に基づき、取締役の職務の執行が法令及び定款に適合することを確保するための体制並びにその他業務の適正を確保するために必要な体制(内部統制システム)を次のとおり整備しています。当社は社会の変化に対応し得るよう、内部統制の基本方針を常に見直すことで、内部統制システムの維持・向上をはかります。

内部統制システムの整備に関する基本方針

商品に関するお問い合わせ

メールでのお問い合わせ

お電話でのお問い合わせ

クラシエでは、商品カテゴリー(薬品・生活用品・食品)ごとにお問い合わせ窓口を設けております。各窓口までお電話くださいますようお願い申し上げます。

  • 漢方薬・医薬品・健康食品について
    03‐5446‐3334
    月曜日~金曜日 10:00~17:00 (祝日・窓口休業日を除く)
  • スキンケア・ヘアケア・基礎化粧品
    などの生活用品について
    0120‐540‐712
    月曜日~金曜日 10:00~16:00 (祝日・窓口休業日を除く)
  • お菓子・アイス・食品について
    0120‐202903
    月曜日~金曜日 10:00~16:00 (祝日・窓口休業日を除く)
大人女性の養生食ブランド「Fun to Me(ファントゥーミー)」に関するお問い合わせ
  • 電話でお問い合わせの際は、電話番号をよくお確かめのうえ、おかけ間違いないようにご注意ください。
  • お問い合わせ内容を正確にうけたまわるため、お客様との通話内容を録音させていただくことがございます。ご了承ください。
  • くすりに関するお問い合わせでは、漢方相談( 自分の病気にはどの漢方薬をのめばよいか? などのご相談)は受け付けておりませんので、ご了承ください。
  • フリーダイヤルでは、お客様への応対を正確に行うため、電話番号の通知をお願いしております。発信者番号を非通知に設定されているお客様は、フリーダイヤル番号の前に186をつけておかけください。