ご挨拶
2025年1月より、クラシエ株式会社 代表取締役 社長執行役員に就任した草柳 徹哉です。
2007年にクラシエに社名変更を行ってから20年近くとなりました。基本理念「人を想いつづける」の下、シャンプー・ボディソープなどの日用品事業、漢方薬を中心とした薬品事業、菓子・アイスなどの食品事業を軸として、お客様、患者様の毎日の健やかな暮らしによりお役立ちが出来るよう全社員で力を合わせ取り組んで参りました。今日を迎えることが出来たことも、この間、私共を支えて頂きました全てのステークホルダーの皆さまのお力添えがあったからであり、心より感謝を申し上げたいと思います。
クラシエは2023年10月に事業会社を統合する経営機構改革を行い、クラシエ株式会社として新たにスタートを切りました。それぞれの事業が創り出してきた強みをつなぎ、新しい価値や商品・サービスを生み出すために社内は大きく変革に向けて動き出しています。
例えば、3事業の研究部門をつなげ、業際を担うウェルビーイングリサーチセンターを新設し、基礎・応用研究や新規事業開発へのアクションをスタートさせました。また、国際事業やものづくりの根幹を担う部署を統合し、情報やノウハウを共有しあう等、さまざまなセクションにおいてこれまで事業別になっていた部署・機能を横断的につなげることで組織内シナジーを活性化し未来につなげる変革を進めています。
超高齢化社会における健康寿命延伸への更なる高まりや人口減少へ転じていく中で単身の増加、働き方の変化などこの先10年で日本を取り巻く社会ニーズはかつてない大きな変化を迎えるものと思います。“暮らしのすみずみまで繊細に思いやり、四季の変化や生活の細部にいつも敏感であり続ける。そうすることで新しい気づきがあり、使う人にとって優しい商品やサービスを提案する”という私共のパーパスをもう一度胸に刻みながら、「暮らし」の変化と社会の課題に向き合い、「医食美 ・ 快適」の領域で新しい価値を生み出せるよう社員全員で「変化と革新」への挑戦を続けて参ります。
全てはお客様、患者様、そして持続可能な社会のために。これからのクラシエにどうぞご期待ください。
クラシエ株式会社
代表取締役 社長執行役員