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防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)むくみや水太りに効果的な漢方薬

2024年10月31日

防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)むくみや水太りに効果的な漢方薬

「防已黄耆湯(ぼういおうぎとう)」って知っていますか?あまり聞きなれない方も多いかもしれませんが、実は、むくみや水太り、多汗症などに効く漢方薬で、薬局やドラッグストアでも販売されています。
防已黄耆湯は、自分の体質や症状に適した処方かどうか、ぜひ記事を読んでチェックしてください。

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防已黄耆湯は、(ぼういおうぎとう)は、やや胃腸が弱い、疲れやすく、特に下半身のむくみが気になる方に適した、「水太り」を改善する漢方薬です。
胃腸の働きが弱っていると十分なエネルギーを作り出せず、運動不足になり筋肉量も比較的に少なくなりがちです。その原因で体の水分代謝が低下してむくんだりします。また、むくみを放っておくと、下半身に余分な脂肪がつく原因のひとつとなると言われています。
防已黄耆湯は水分代謝を上げて、むくみの原因である余分な水分を減らしながら、脂質代謝を上げてしまりのない余分な脂肪を分解・燃焼してむくみや水太りを改善します。水分バランスを整える働きによって、他に肥満に伴う関節の腫れや痛み、多汗症にも効果があります。

6種類の生薬で構成された防已黄耆湯は、胃腸を元気にすることで、食べたものをエネルギーに変え、代謝を活性化させます。水分代謝の活性化で余分な水分を取り除いて、下半身のむくみを改善し、脂質代謝の活性化で脂肪を分解・燃焼して水太りを改善します。
また、漢方で言うと気、つまりエネルギーの不足によって、汗腺の開閉機能が失調し、漏れ出るように汗をかくことがあります。そのため、体力が弱くてよく汗をかく多汗症にも、実は「防已黄耆湯」が効きます。他に、防已黄耆湯は主に下半身の水分代謝を上げる働きがあるので、膝に水分がたまった状態の関節痛にも効果があります。

ただし、防已黄耆湯は漢方薬なので体質に合わせて飲む必要があります。体質に合うと効果的に症状を改善できますが、合わないとかえって副作用が出やすくなります。
必ずご自身の体質をよく確認してください。

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防已黄耆湯は、以下のような項目が多く当てはまる方におすすめです。

  • 疲れやすく、いつもおもだるく感じる
  • 下半身のむくみが気になる
  • 体の締まりがなく、水太りする
  • 胃腸が弱いほう
  • 軟便や下痢ぎみ
  • 汗をかきやすい

防已黄耆湯は、あまり食べていないのに太ってしまう方に向いています。このような方は、胃腸の働きが弱っているため十分なエネルギーが作り出せず、十分な活力がなく運動不足になりがち…筋肉量が落ちて水分代謝も脂質代謝も低下し、むくみと水太りになりやすいです。
特に代謝できない余分な水分が、重力などで下半身にたまりやすいため、お尻~ふとももの下半身がむくんだり、太って見えます。

漢方医学では十分なエネルギー、いわゆる「気」が足りない状態と捉えて、「虚証(キョショウ)」タイプと定義しています。防已黄耆湯は、「虚証(キョショウ)」タイプの方に適した漢方薬です。

「防已黄耆湯」は、以下の6種類の生薬で構成されています。

防已(ボウイ)
オオツヅラフジのつる性の茎および根茎を横に切り、乾燥させたものです。

黄耆(オウギ)
マメ科のキバナオウギまたはナイモウオウギの根を乾燥させたものです。

白朮(ビャクジュツ)
オケラ、またはオオバナオケラの根茎を乾燥させたものです。

大棗(タイソウ)
棗(ナツメ)の熟した実を乾燥した生薬です。

甘草(カンゾウ)
マメ科の多年草である甘草の根、または茎の一部(ストロン)を乾燥させたものです。

生姜(ショウキョウ)
ショウガの根茎を乾燥させたものです。

漢方は、それぞれの体質に合わせて正しい服用方法で飲み続けなければ、本来の効果を発揮できません。防已黄耆湯の服用に関しては、必ず商品記載の添付文書を読み、「用法・用量」を守りましょう。

<使用する前に相談するべき人>

以下の項目に該当する方は、防已黄耆湯を使用する前に医師や薬剤師、または登録販売者に相談しましょう。相談できない場合や相談しない場合は、自己判断で自分は大丈夫だと考えずに、使用を避けるようにしましょう。

  1. 医師の治療を受けている人
  2. 妊婦又は妊娠していると思われる人
  3. 高齢の人
  4. 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
  5. むくみの症状がある人
  6. 高血圧、心臓病、腎臓病の診断を受けた人

服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

  • 皮膚の発疹・発赤、かゆみ
  • 食欲不振、胃部不快感

また、まれに間質性肺炎、偽アルドステロン症、ミオパチー、肝機能障害といった重要な副作用が起こることがあります。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

具体的な症状として、発熱、から咳、息切れ、呼吸困難、手がこわばる、体がだるくて手足に力が入らない、手足がひきつる、手足がしびれる、体がだるい、皮膚や白目が黄色くなる、などが挙げられます。

上記以外でも気になる症状が出た場合は、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

詳しくは、サイト内にある各商品の添付文書をご確認いただき、正しく服用ください。

この商品の添付文書情報

Q. 妊娠に気づいてから飲むことができますか?
A. 防已黄耆湯に限らず、妊婦又は妊娠していると思われる人は、市販の漢方薬を服用する前に、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

Q.「防已黄耆湯」と「防風通聖散(ぼうふうつうしょうさん)」を併用しても大丈夫ですか?
A.「防已黄耆湯」と「防風通聖散」では、適した体質やタイプが異なります。自分の体質がどちらかを見極めて選ぶか、医師、薬剤師、又は登録販売者に相談して服用するようにしましょう。

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Q.「防已黄耆湯」を飲んでから効果が出るまでに、どのぐらいかかりますか?
A. およそ2週間から1ヶ月程度で、排尿量が増えたり、 むくみが軽くなったりといった改善効果があらわれると考えられます。

Q. 防已黄耆湯は痩せる効果がありますか?
A. 防已黄耆湯は水分代謝と脂質代謝を上げることで、むくみと水太りに効く漢方薬です。これらの症状を改善することで痩せるように見えますが、痩せ型などの方が使用してただ体重を減らすようなダイエットサプリではないことをご理解の上にご使用ください。

防已黄耆湯は、筋力の弱い方や疲れやすい方で、水分代謝が落ちて下半身がむくみやすい、水太りになりやすい方に適した漢方です。そのような方に、防已黄耆湯を飲むことで水分代謝と脂質代謝を促進することでむくみや水太りを改善することができます。
ただし、漢方は自身の体質に適したものを選ぶことが重要です。自分の太り体質の判断が難しい場合は、「脂肪&むくみ体質診断」で確かめましょう。

クラシエのコッコアポシリーズは、脂肪やむくみで悩む女性の体質に合わせ、4種類の漢方薬をラインナップしています。そのうち、防已黄耆湯を、漢方の味や匂いが苦手な方でも飲みやすいフィルムコーディング錠にしたのが「コッコアポL錠」です。疲れやすく体のたるみが気になる方はぜひお試しください。

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