01
市場から寄せられる信頼に応えるため
生み出される製品を厳正にチェック
「いち髪」や「肌美精」など、ホームプロダクツカンパニーが手がける主力ブランド商品の大半は、津島工場で製造しています。千種類以上もの原料をはじめ、資材や容器に入れる前の中間製品、容器に充填した後の最終製品などを対象に、規定通りの工程で製造されているか、仕上がりに問題がないかをチェックするのが私たち品質課のミッションです。商品として出荷の可否を最終的に判定するセクションなので、大きなプレッシャーを感じますが、半面、市場から各ブランドに寄せられる信頼を支えているというやりがいがあります。また、職務のなかでは、検査方法や工程について、工場の製造セクションや研究所、本社などと協議することもあります。よりよい製品づくりを目指し、多くの関係者と一体感を感じながら取り組んでいける点も、やりがいのひとつです。
02
常に改善の余地はないかという視点で
日常のルーティンワークにメスを入れる
例えば、製品の出来栄えを確認する基本的な検査としてpH検査・粘度検査等があります。日々機器を使う前には、専用の液を使ってズレを補正する「校正」というメンテナンスが必要になります。従来は、この校正の液を交換する時期に関してルールが文書化されておらず、私も、異動してきた当初は疑問を抱かずに受け入れていました。しかしあるとき、同じ製品でも測定値に多少のバラつきが出ていることに気づきました。校正液交換時期の文書化を行ったことで、測定者の校正バラつきも減り、測定の精度が上がりました。
この事例以外にも、私たちが実施する品質チェックの項目は無数にあります。しかし、技術は日進月歩で進化していますし、市場ニーズも刻々と変遷しています。これにともない、本来とるべきベストな検査手法も、常に変化しているといえます。例えば目視検査をAI活用による画像処理技術に置換えるなど、常に問題意識をもって職務に臨み、より良い手法を追及することが、私たち品質課に課せられたチャレンジだと思います。
03
挑戦意欲を後押ししてくれる仲間と共に
品質管理のスペシャリストを目指したい
最近、自部署に赤外線を照射して製品中の異物を分析する最新の検査機器の導入が決まりました。自部署で新たな機器を使えるようになると、原因究明が大幅に迅速化できることが期待されます。今後も、このような改善課題に取り組み、品質管理のスペシャリストを目指したいです。日々の職務を通じて実感しているのですが、クラシエには、前向きなチャレンジスピリットを後押しする風土が根付いています。上司や同僚はもちろん、他部署の社員たちも、自身の熱意を示せば快く理解を示し、力を貸してくれます。このような心強い仲間たちと一緒になって、素晴らしい製品を世に送り出していきたいと思っています。
社員インタビュー