更年期について

イライラして人にきつく言ってしまう、疲れやすくてやる気が出ない・・・
もしかしたら、それって更年期のサインかも。
更年期は、女性のカラダが大きく変化する時期。
カラダもココロも“ゆらぎ”やすいのです。
「あなたが、ダメなのではない」、そして「あなただけじゃない」
自分のカラダとココロの変化を知れば、穏やかな日々がきっと見えてくる。
知ろう、学ぼう、みんなで「一緒に」更年期のこと。

更年期の辛い症状とはどんな感じ?

更年期の女性に起こるさまざまな辛い症状は、多岐にわたります。「こんな症状も更年期の影響だったの?」という声が多くあるように、更年期の辛い症状は、人によって異なるのです。まずは、あなたの更年期症状についてチェックしてみましょう。

更年期症状指数票(SMI)でチェックしてみよう

更年期症状指数票(SMI)とは、日本人女性の更年期に現れやすい症状ごとにチェックしていくことで、今の自分の更年期の程度を知ることができる指標です。

更年期指数の自己採点の評価方法

更年期指数の自己採点の評価方法グラフ
下記表中の1~10の点数を足した合計点で評価します。高い得点は、より重度の更年期の症状を示し、低い得点は軽度の症状を意味します。

↓該当する箇所にチェックを入れると自動で合計点が表示されます。

症状 感じない やや
感じる
感じる 強く
感じる
点数
顔がほてる 0
汗をかきやすい 0
腰や手足が
冷えやすい
0
息切れ、
動悸がする
0
寝つきが悪い、
または
眠りが浅い
0
怒りやすく、
イライラする
0
くよくよしたり、
憂うつになる
0
頭痛、めまい、
吐き気が
よくある
0
疲れやすい 0
肩こり、腰痛、
手足の痛みが
ある
0
合計 0
SMIが50点以下のあなたへ
50点以下の人は、いまは体調を維持管理できているようです。自分をいたわるためのセルフケアを生活に取り入れ、これからも健康維持に努めましょう。
SMIが51点以上のあなたへ
51点以上だった人は、辛い症状がだいぶ現れているようです。いつものことだから…と我慢しないで、一度、医師の診察を受けてみることをおすすめします。

更年期の原因とは?

更年期が起こる原因は女性ホルモンの減少による自律神経の乱れです。更年期は、一般的に50歳頃に起こる閉経をはさんだ45歳〜55歳くらいの期間を指します。
この頃になると卵巣の働きが衰え、脳からの指令通りに女性ホルモンを分泌できなくなります。すると脳が混乱し自律神経が乱れるのです。
また個人差があるため、それ以前から変化を感じはじめる方もいらっしゃいます。

自律神経とは、体温や血圧、心のバランスなどを司る脳の中枢機能。自律神経が乱れバランスを崩すことで、ほてり、多汗、イライラ、倦怠感といった更年期のさまざまな不調が現れます。
このことから、更年期は自律神経の乱れを穏やかにし、心身のバランスがとれた状態を維持することがとても大切といえるのです。

クラシエ メノテックライフが提唱する
「バランス状態チェック」について

クラシエ メノテックライフでは、更年期に関する研究や生活者アンケート結果を多角的に分析し、更年期に生じやすい心身のバランスの乱れを「虚-実、寒-熱、湿-燥」の 3 軸・6 要素の組合せで判定する方法を独自に生み出しました。3 軸のバランス状態がわかれば、バランスを整えるための方法を知ることができます。さっそくあなたのバランス状態チェックをしてみませんか?

バランス状態って何?

漢方理論と世界の伝統療法を融合させて定義した、独自の「虚-実、寒-熱、燥-湿」の3軸・6要素の組合せで、個々のバランスタイブを8タイプに判定。過不足や滞りのないバランスのとれた「中庫」に整えることを目指しましょう。 *(例)実・寒・温タイブなど
バランス状態の図

メノテックライフが提唱する6要素の定義

タイプ 特徴
実タイプ(溜め込み傾向) ・食エネルギー過剰
・緊張やストレスが多い環境
虚タイプ(未充足傾向) ・食エネルギー不足
・気力を維持したい
寒タイプ(寒性傾向) ・寒がり
・夏でも温かいものが好き
熱タイプ(熱性傾向) ・暑がり
・冬でも冷たいものが好き
湿タイプ(湿性傾向) ・水の巡りがよくない
・水分バランスが過剰
燥タイプ(燥性傾向) ・水分不足
・乾燥状態
・喉が渇きやすい

*それぞれの軸がどの方向に偏っているのかを判定し、その組み合わせからバランス組合せタイプ8分類を判定する。

実↔虚、寒↔熱、湿↔燥は、それぞれ反対の性質で、どちらかに偏りすぎると、カラダやココロに不調が起きると考えられます。 また、3 つの軸は、どれか 1 つではなく、それぞれに影響し合っているため、バランス状態 3 軸の組合せを把握することが重要であると考えています。

更年期によくある症状と影響のあるバランス状態6要素

更年期に
よくある症状
アンケート結果より症状に影響するバランス状態
湿
顔や上半身がほてる
(熱くなる)
     
汗をかきやすい      
腰や手足が冷える      
夜なかなか
寝付かれない
 
夜眠っても
目をさましやすい
 
興奮しやすく、
イライラすることが多い
 
いつも不安感がある      
ささいなことが
気になる
 
くよくよし、
憂うつなことが多い
     
最近音に敏感である      
無気力で、
疲れやすい
   
眼が疲れる  
ものごとが
覚えにくかったり
物忘れが多い
       
めまいがある      
頭が重かったり、
頭痛がよくする
     
胸がどきどきする  
胸がしめつけられる    
肩や首がこる  
背中や腰が痛む      
手足の節々(関節)の
痛みがある
     
手足(指)が
しびれる
   
  • : 特に影響が大きい要素
  • : 影響がある要素
あなたの今のバランス状態をチェック

自分のバランス状態を知って
更年期を上手に乗り越えていこう

更年期は、女性ホルモンが減る、生理が終わるなど「女性」として寂しいという声も多くあります。しかし、「女性」であることにとらわれない、「本当の自分」「私らしい自分」として輝ける時代の始まりです。
自分のカラダやココロのバランス状態を知れば、自らが本来持つ力を高めることにつながります。自分のカラダやココロの声を聴き、辛い更年期を上手に乗り越えていきましょう。

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