タイミングと症状で選んで、あなたのかぜをもとから治す。

のどが痛い
声がれがする症状に
甘草湯 かんぞうとう

第2類医薬品
甘草湯

このような症状ありませんか

声がかすれしわがれ声がでる

のど違和感がある

症状の発生するメカニズム

声がかすれる原因は、喉頭の真ん中にある声帯に炎症がおこったり、過度な飲酒・喫煙、風邪による炎症、加齢による声帯機能の低下などが原因と考えられています。

乾燥が原因でのどに違和感を感じることがあります。呼吸をするとのどに直接的に空気が入り乾燥状態になります。マスク着用により口呼吸になったり、寝ている間も無意識に口で息を吸ったりすることで乾燥します。

甘草湯とは

「甘草」単味の薬方です。「甘草」は多くの漢方薬に含まれている生薬です。
のどの痛みが続く時や、激しく出るせきに古くから使われてきました。
しわがれ声やのどの痛みに効果があります。

甘草湯の効能

激しいせき、咽喉痛、口内炎、しわがれ声
※体力に関わらず、使用できます。

こんな時・こんな方に

かぜでのどの痛いとき / 運転する方、受験生など薬を服用して眠くなっては困る方

構成生薬

甘草湯はどう効くの?

  • 甘草湯は「甘草」という生薬ひとつで構成される漢方薬で消炎作用で
    のどの粘膜をうるおし、痛みを和らげてくれる効果があります。

  • 甘草湯はどう効くの?
ワンポイントアドバイス

のどの症状によって


漢方薬を使い分けると

のどの症状によって漢方薬を使い分けると

より効果を期待できます。

のどの症状によって漢方薬を使い分けるとより効果を期待できます。
のどの症状によって漢方薬を使い分けるとより効果を期待できます。
  • むずむずする感じがある場合は、「甘草湯」がお勧めです。

  • 喉の乾燥感のひどい場合は、「麦門冬湯」がお勧めです。

甘草湯のよくあるご質問

「銀翹散」と「甘草湯」は、いずれも「のどの痛み」に用いますが、どのように使い分けるのですか。

発熱がみられる、舌の先が赤く、のどが赤く腫れて痛む場合は「銀翹散」を、このような症状がみられない場合は「甘草湯」を用います。

のどがむずがゆかったり、咳が出たりする時に、「麦門冬湯」と「甘草湯」は、どのように使い分ければいいですか。違いを教えてください。

以下の点を、「麦門冬湯」と「甘草湯」の咳の状態の使い分けポイントとして、一番気になる症状に合わせて薬を選択してください。 *体質によらない一般的傾向としては ・むずむず感のひどい場合は、「甘草湯」がお勧めです。 ・喉の乾燥感のひどい場合は、「麦門冬湯」がお勧めです。

かぜをひいたので漢方薬の服用を考えています。漢方薬には眠くなる成分は入っていますか。

漢方薬には眠くなる成分は配合されていません。

かぜをひいたので漢方薬の服用を考えています。妊娠中に服用すると何か悪い症状は起こるのですか。

妊娠中は特別な状態にあります。妊娠中の服用に関しましては、どのような薬でも産婦人科の担当医師にご相談ください。

使用上の注意の「してはいけないこと」に、『3ヵ月未満の乳児は服用しないこと』と書いてあるのは、なぜですか。

生後間もない3ヵ月未満の赤ちゃんは身体が未発達であり、市販薬の服用は認められていません。

〈 使用上の注意 〉

■ 相談すること

  • 1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

    • (1) 医師の治療を受けている人
    • (2) 妊婦又は妊娠していると思われる人
    • (2) 高齢者
    • (2) 次の症状のある人 むくみ
    • (3) 次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病
  • 2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

    症状の名称 症状
    偽アルドステロン症、ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
  • 3.5~6回服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

〈 保管及び取扱い上の注意 〉
  • (1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
  • (2)小児の手の届かない所に保管してください。
  • (3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
  • (4)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
  • (5)1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を2回以上しっかり折り返して保管し、2日を過ぎた場合には服用しないでください。

その他の諸症状には

さむけ

葛根湯(かっこんとう) 葛根湯

かぜのひきはじめ、頭痛には葛根湯。

鼻水

小青竜湯(しょうせいりゅうとう) 小青竜湯

鼻水の出るかぜ、鼻炎には小青竜湯。

のどの
痛み

銀翹散(ぎんぎょうさん) 銀翹散

かぜでのどが痛いときや頭痛には銀翹散。

はきけ

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう) 柴胡桂枝湯

はきけがあり、長引くかぜや胃腸炎には柴胡桂枝湯。

激しい
せき

五虎湯(ごことう) 五虎湯

激しいせきが出るかぜや、気管支ぜんそくには五虎湯。

長引く
からぜき

麦門冬湯(ばくもんどうとう) 麦門冬湯

長引くからぜきや気管支炎には麦門冬湯。

発熱

麻黄湯(まおうとう) 麻黄湯

熱があり、節々が痛むかぜや鼻かぜには麻黄湯。

長引く

竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう) 竹茹温胆湯

熱が長びく、せき・たんが多く、
眠れないときには竹茹温胆湯。

長引く
せき・微熱

竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう) 竹葉石膏湯

熱感を鎮めてせきこみを抑えるには竹葉石膏湯。

のどの腫れ
去痰

桔梗石膏(ききょうせっこう) 桔梗石膏

のどが腫れ・痛みがあるときには桔梗石膏。

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