タイミングと症状で選んで、あなたのかぜをもとから治す。

かぜでのどが
痛いと感じたら
銀翹散 ぎんぎょうさん

第2類医薬品
銀翹散

このような症状ありませんか

かぜの引き始めにのどが痛む

を飲み込むと痛い

症状の発生するメカニズム

ウイルスや細菌などの感染により呼吸器(のど、気管、気管支)に強い炎症が起こると、痛みを生じます。

体の表面などに熱を持っているので、そのせいで口の渇きなどが生じます。

銀翹散とは

銀翹散はのどの痛み、口が渇いて水が飲みたくなるといった症状に合います。かぜの症状が出はじめた時に服用する点では葛根湯と同様ですが、さむけのあるかぜに葛根湯が効くのに対し、のどが痛いタイプに銀翹散は適しています。のどの痛みがでやすい時期は、乾燥する冬だけでなく、エアコンを多用する夏は、部屋が乾燥しすぎている場合があるため、湿度の調整も大切です。
「銀翹散」は、のどや体表の炎症を抑えながら、かぜによるのどの痛みに効果を現します。

銀翹散の効能

かぜによるのどの痛み・口(のど)の渇き・せき・頭痛

こんな時・こんな方に

かぜのひきはじめでのどが痛いとき / かぜのひきはじめで熱感が強いとき / 運転する方、受験生など薬を服用して眠くなっては困る方

構成生薬

銀翹散はどう効くの?

  • 銀翹散は、のどや体内の熱を鎮めることで、
    かぜによるのどの痛みを改善する漢方薬です。

  • 銀翹散はどう効くの?

銀翹散のよくあるご質問

「葛根湯」、「銀翹散」、「柴胡桂枝湯」に「頭痛」の効能がありますが、どのように使い分けるのですか。

随伴する症状をご確認ください。さむけ、肩こり、筋肉痛が見られる場合は「葛根湯」を、のどの痛み、熱感が見られる場合は「銀翹散」、吐き気・食欲不振・下痢・だるさが見られる場合は、「柴胡桂枝湯」がよいでしょう。

「銀翹散」と「甘草湯」は、いずれも「のどの痛み」に用いますが、どのように使い分けるのですか。

発熱がみられる、舌の先が赤く、のどが赤く腫れて痛む場合は「銀翹散」を、このような症状がみられない場合は「甘草湯」を用います。

漢方かぜ薬について 効果的なのみ方はありますか。

銀翹散や五虎湯は、コップ1杯程度の「水」での服用をおすすめします。水の量が少ないと薬剤が溶けるのに時間がかかります。また、「のどが痛い」場合は、薬剤を口に含みゆっくりとのどを通すと、症状の改善効果が早く現れると言われています。 葛根湯や小青竜湯は、コップ1杯程度の「お湯」での服用をおすすめします。

かぜをひいたので漢方薬の服用を考えています。漢方薬には眠くなる成分は入っていますか。

漢方薬には眠くなる成分は配合されていません。

かぜをひいたので漢方薬の服用を考えています。妊娠中に服用すると何か悪い症状は起こるのですか。

妊娠中は特別な状態にあります。妊娠中の服用に関しましては、どのような薬でも産婦人科の担当医師にご相談ください。

使用上の注意の「してはいけないこと」に、『3ヵ月未満の乳児は服用しないこと』と書いてあるのは、なぜですか。

生後間もない3ヵ月未満の赤ちゃんは身体が未発達であり、市販薬の服用は認められていません。

〈 使用上の注意 〉

■ 相談すること

  • 1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

    • (1) 医師の治療を受けている人
    • (2) 妊婦又は妊娠していると思われる人
    • (3) 体の虚弱な人(体力の衰えている人、体の弱い人)
    • (4) 胃腸の弱い人
    • (5) 高齢者
    • (6) 今までに薬などにより発疹・発赤、かゆみ等を起こしたことがある人
    • (7) 次の症状のある人 むくみ
    • (8) 次の診断を受けた人 高血圧、心臓病、腎臓病
  • 2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

    関係部位 症状
    皮膚 発疹・発赤、かゆみ
    消化器 吐き気、食欲不振、胃部不快感

    まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。

    症状の名称 症状
    偽アルドステロン症、ミオパチー 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。
  • 3.5~6日間服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。

〈 保管及び取扱い上の注意 〉
  • (1)直射日光の当たらない湿気の少ない涼しい所に保管してください。
  • (2)小児の手の届かない所に保管してください。
  • (3)他の容器に入れ替えないでください。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
  • (4)使用期限を過ぎた製品は服用しないでください。
  • (5)1包を分割した残りを服用する時は、袋の口を2回以上しっかり折り返して保管し、2日を過ぎた場合には服用しないでください。

その他の諸症状には

さむけ

葛根湯(かっこんとう) 葛根湯

かぜのひきはじめ、頭痛には葛根湯。

鼻水

小青竜湯(しょうせいりゅうとう) 小青竜湯

鼻水の出るかぜ、鼻炎には小青竜湯。

はきけ

柴胡桂枝湯(さいこけいしとう) 柴胡桂枝湯

はきけがあり、長引くかぜや胃腸炎には柴胡桂枝湯。

激しい
せき

五虎湯(ごことう) 五虎湯

激しいせきが出るかぜや、気管支ぜんそくには五虎湯。

長引く
からぜき

麦門冬湯(ばくもんどうとう) 麦門冬湯

長引くからぜきや気管支炎には麦門冬湯。

発熱

麻黄湯(まおうとう) 麻黄湯

熱があり、節々が痛むかぜや鼻かぜには麻黄湯。

長引く

竹茹温胆湯(ちくじょうんたんとう) 竹茹温胆湯

熱が長びく、せき・たんが多く、
眠れないときには竹茹温胆湯。

長引く
せき・微熱

竹葉石膏湯(ちくようせっこうとう) 竹葉石膏湯

熱感を鎮めてせきこみを抑えるには竹葉石膏湯。

声がれ

甘草湯(かんぞうとう) 甘草湯

のどの痛みやしわがれ声には甘草湯。

のどの腫れ
去痰

桔梗石膏(ききょうせっこう) 桔梗石膏

のどが腫れ・痛みがあるときには桔梗石膏。

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