咳、鼻水、くしゃみの出る鼻炎、かぜに用いる代表的な薬方です。
眠くなる成分が入っていないので、受験生やドライバーの方にもオススメです。
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咳、鼻水、くしゃみの出る鼻炎、かぜに用いる代表的な薬方です。
眠くなる成分が入っていないので、受験生やドライバーの方にもオススメです。
体力中等度又はやや虚弱で、うすい水様のたんを伴うせきや鼻水が出るものの次の諸症:気管支炎、気管支ぜんそく、鼻炎、アレルギー性鼻炎、むくみ、感冒、花粉症
かぜで鼻水、くしゃみがひどいとき / アレルギー性鼻炎で悩んでいる方 / 運転する方、受験生など薬を服用して眠くなっては困る方
小青竜湯は葛根湯と同様に身体を温めて、生体防御反応の結果として
現れている多量の鼻水を、体内の水分代謝を整えることで鎮めます。
花粉症の特徴としては、透明で水のようにサラサラした鼻水が多量に出ることが多いものです。かぜのときのように、色の付いた鼻水が出ることはあまりありません。対策としてマスクや飲み薬のほか、鼻炎スプレーのような点鼻薬があり、飲み薬では主に抗ヒスタミン薬抗コリン成分、鼻炎スプレーでは抗ヒスタミン成分や抗アレルギー成分が用いられることが多いです。一方で、抗ヒスタミン成分の配合された飲み薬では、副作用として眠気が現れることがありますが、小青竜湯の場合は眠くなる成分が入っていないため、乗り物を運転する方や薬の服用によって眠くなっては困る方におすすめです。
水のような鼻水や痰が出たり、くしゃみや鼻づまり、せきなどの症状があるときに服用しましょう。例えばかぜのひきはじめに鼻水が止まらず一日中くしゃみばかり、というときにおすすめです。また、花粉症や鼻炎、気管支炎、気管支喘息(ぜんそく)などにも使用できます。
効果が出るまでの期間は体質や症状によります。1ヵ月程度服用しても改善がみられない場合は医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
服用から4時間以上あけてください。
用法・用量は商品によって異なります。各商品の用法・用量をよく読み、正しくお使いください。 また、服用の前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すべき人の特徴についても「使用上の注意」をご覧ください。なお、3ヵ月未満の乳児は服用してはいけません。
細粒・顆粒タイプを服用する際は、水や白湯を少量口に含んでおき、その上に漢方薬を落として一緒に飲み込むと飲みやすくなります。お子さまが漢方薬を飲みにくい場合は、薬剤師に相談のうえ服薬ゼリーなどに混ぜて飲ませましょう。細粒・顆粒が苦手な方には錠剤タイプもございます。
商品の用法・用量の記載を確かめ、その指示に従って服用してください。漢方薬は一般的に、食前(食事の30分~1時間前)、食間(食事と食事の間、2時間程度)の胃に食べ物が入っていないときに飲みます。
小青竜湯と他の鼻炎薬やかぜ薬を併用すると、作用が増強されて副作用が強く現れたり、適切な効果を発揮できない可能性があります。併用する前に必ず医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。
銀翹散や五虎湯は、コップ1杯程度の「水」での服用をおすすめします。水の量が少ないと薬剤が溶けるのに時間がかかります。また、「のどが痛い」場合は、薬剤を口に含みゆっくりとのどを通すと、症状の改善効果が早く現れると言われています。 葛根湯や小青竜湯は、コップ1杯程度の「お湯」での服用をおすすめします。
「小青竜湯」には、甘草という生薬が含まれます。甘草を含んだ漢方薬(1日量として1g以上)には、使用上の注意に『むくみの人は医師、薬剤師または登録販売者に相談すること』と記載されています。甘草の副作用が起こった場合には、むくみが一層ひどくなることが考えられるからです。
本来、「むくみ」を解消する薬ですので、服用いただいて結構です。もし、手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛などに気づかれたら、すぐに服用を中止して下さい。
麻黄という成分は交感神経興奮作用があるため、胃腸の働きが悪くなり、食欲減退、下痢などの症状が出る場合があります。 このため、胃腸の弱い人は服用前に相談するように使用上の注意に記載しています。
「葛根湯」と「小青竜湯」は、どちらも麻黄が主薬であり、働きが類似することから、併用により作用が増強され、動悸、著しい発汗、発疹・発赤などの副作用が強く現れる可能性があります。このような理由から、併用はしないでください。
漢方薬には眠くなる成分は配合されていません。
妊娠中は特別な状態にあります。妊娠中の服用に関しましては、どのような薬でも産婦人科の担当医師にご相談ください。
生後間もない3ヵ月未満の赤ちゃんは身体が未発達であり、市販薬の服用は認められていません。
■ 相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 | 症状 |
---|---|
皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 吐き気、食欲不振、胃部不快感 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 | 症状 |
---|---|
間質性肺炎 | 階段を上ったり、少し無理をしたりすると息切れがする・息苦しくなる、空せき、発熱等がみられ、これらが急にあらわれたり、持続したりする。 |
偽アルドステロン症、ミオパチー | 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。 |
肝機能障害 | 発熱、かゆみ、発疹、黄疸(皮膚や白目が黄色くなる)、褐色尿、全身のだるさ、食欲不振等があらわれる。 |
3.1ヶ月位(感冒の初期、鼻かぜ、頭痛に服用する場合には5~6回)服用しても症状が良くならない場合は服用を中止し、
医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。