「五虎湯」は、咳止めの薬方です、顔を赤くしてせきこむような症状や気管支ぜんそくに効果があります。
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「五虎湯」は、咳止めの薬方です、顔を赤くしてせきこむような症状や気管支ぜんそくに効果があります。
体力中等度以上で、せきが強くでるものの次の諸症:せき、気管支ぜんそく、気管支炎、小児ぜんそく、感冒、痔の痛み
かぜで激しいせきが出るとき / 黄色で粘度が高い痰のからむとき / 運転する方、受験生など薬を服用して眠くなっては困る方
五虎湯はのどや気管、気管支の炎症を抑える漢方薬です。
炎症が鎮まると、たんの量が減少し、せきも鎮まるため、呼吸が楽になります。
漢方では、激しい咳が出て、粘度の高い黄色い痰が絡んでいる状態は、体の中が「熱がこもっている」と考えられています。この場合、お風呂に入ると症状が悪化する場合があるため、お風呂に入る時間は短めにした方が良いでしょう。また薬を服用する際は、白湯などではなく、常温のお水で服用することをお勧めします。またおやすみのときは上半身側が少し高くなっているような姿勢にすることをお勧めします。呼吸がしやすくなり咳が軽減されます。上半身側が少し高くなるように何か下に敷くなど、試してみましょう。
激しいせきが出たり、たんがからんだりするときに服用しましょう。気管支ぜんそくや気管支炎、小児ぜんそくなどにも使用できます。
効果が出るまでの期間は体質や症状によります。1ヵ月程度(感冒に服用する場合は5~6日程度)服用しても改善がみられない場合は医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。
服用から4時間以上あけてください。
用法・用量は商品によって異なります。各商品の用法・用量をよく読み、正しくお使いください。 また、服用の前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談すべき人の特徴についても「使用上の注意」をご覧ください。なお、3ヵ月未満の乳児は服用してはいけません。小児に服用させる場合も保護者の指導監督のもと服用させてください。
顆粒タイプを服用する際は、あらかじめ水や白湯を少量口に含んでおき、そこに漢方薬を落として一緒に飲み込むと飲みやすくなります。お子さまが漢方薬を飲みにくい場合は、薬剤師に相談のうえ服薬ゼリーなどに混ぜて飲ませましょう。ゼリータイプもおすすめです。
商品の用法・用量の記載を確かめ、その指示に従って服用してください。漢方薬は一般的に、食前(食事の30分~1時間前)、食間(食事と食事の間、2時間程度)の胃に食べ物が入っていないときに飲みます。
黄色い粘い痰を伴う咳、発熱を伴う場合は「五虎湯」、空咳や痰が切れにくい咳や発熱を伴わない場合は、「麦門冬湯」を用います。
銀翹散や五虎湯は、コップ1杯程度の「水」での服用をおすすめします。水の量が少ないと薬剤が溶けるのに時間がかかります。また、「のどが痛い」場合は、薬剤を口に含みゆっくりとのどを通すと、症状の改善効果が早く現れると言われています。 葛根湯や小青竜湯は、コップ1杯程度の「お湯」での服用をおすすめします。
麻黄という成分は交感神経興奮作用があるため、胃腸の働きが悪くなり、食欲減退、下痢などの症状が出る場合があります。 このため、胃腸の弱い人は服用前に相談するように使用上の注意に記載しています。
漢方薬には眠くなる成分は配合されていません。
妊娠中は特別な状態にあります。妊娠中の服用に関しましては、どのような薬でも産婦人科の担当医師にご相談ください。
生後間もない3ヵ月未満の赤ちゃんは身体が未発達であり、市販薬の服用は認められていません。
■ 相談すること
1.次の人は服用前に医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
2.服用後、次の症状があらわれた場合は副作用の可能性があるので、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
関係部位 | 症状 |
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皮膚 | 発疹・発赤、かゆみ |
消化器 | 吐き気、食欲不振、胃部不快感 |
まれに下記の重篤な症状が起こることがある。その場合は直ちに医師の診療を受けてください。
症状の名称 | 症状 |
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偽アルドステロン症、ミオパチー | 手足のだるさ、しびれ、つっぱり感やこわばりに加えて、脱力感、筋肉痛があらわれ、徐々に強くなる。 |
3.1ヵ月位(感冒に服用する場合には5~6日間)服用しても症状がよくならない場合は服用を中止し、
医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。
4.長期連用する場合には、医師、薬剤師又は登録販売者に相談してください。